風吹大池 北アルプス


2006年10月15日 単独     歩数 17529歩 走行距離 154k

自宅発6:00〜北野登山口7:50〜風吹大池9:50/11:30〜北野登山口12:45〜自宅着15:00

きつい餓鬼岳山行の後はお家でのんびり。
なんてできませんよ、今日も晴れマークだから。
ゴロゴロしていたら逆に空を眺めてストレスが溜まりそう
こんなときはゆったり山行がもってこいですね。
夏にちゃんと下見も済ませているしね
あの時も感動したけれど、今度はどんな姿を御披露してくれるだろうかと
心がたかぶっちゃってますよ。
実は久々のグループ山行は楽しかったけれど、気持ち的にいうとかなり疲れた。
(単独行動を気ままにしていたのだから当然なんでしょうがね。)
そんな時にはぴったりのところですよ。

といってもなんせ熊騒動の渦中の小谷村である。
のほほんと歩くわけにはいかず 
できるならば鈴だけじゃあなく金も太鼓も欲しいところですよ。
ついでにチンドン屋さんも雇っちゃいたいくらいだ。
ストックに燕岳産?の鈴を縛りつけ防御。
こんなんで効くのかな?おかげで静かな山歩きとは程遠いのです。
ガサッ ゴソッのたびに足を止めてしまう。
あのね、あんたたちはさあ ハラハラと舞い落ちるもんでしょうが。
それをどたどた落ちちゃあいかんでしょうが、秋なんだからさ と落ち葉に気合を入れたくなる。

7:50
同じ紅葉でも昨日の
渓谷から仰ぎ見た紅葉とは違ってのほほんとさせてくれますね
(昨日はこちらも気が引き締まるような感じでしたが)
さてなんに見えるでしょうか?
登山道の真ん中にありました。
子供の頃 悪餓鬼男の子といっしょになってつっついたら、頭中刺された。
そんな遥かな記憶が蘇ってきましたよ。
あの蛇との再会なるかという試練の他にも新たな敵もいたりして、まさに敵地に乗り込む心境だ。
ああまったり山行のはずが・・・。
8:43
でも いいな いいなあ
前回は幻想、幽玄なんて言葉がぴったりだったが。
赤や黄色のキノコでもあったら童話の世界ですね
ここまで魅せてくれちゃあ
敵なんて頭から吹っ飛んじゃいますね
9:30
ガスでなんにも見えなかったお山の艶やかな姿が目の前に広がっていた


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9:45
贅沢なことに朝日岳(たぶん)までが姿を露にしてくれていた。
9:52
この景色 独占!


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10:02
季節の移ろいを感じますね
そしてやっぱり 今日も私だけの世界だ





天狗原より 風吹岳

天狗原の端っこにやってきた


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10:40 小敷池
まったりしたいのだが先の世界がどうなっているのか気になって、気になってドキドキ。
完全に舞い上がってしまったようだ。
興奮状態だ!



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池を1周してやっと
ゆったりとコーヒーを飲むことができた
しかし何という静けさだろうか
お日様はぽかぽかと暖かいし
空は青いし
これを至福というのですよね






山小屋のおっちゃんが前回来た時
ここのことは誰にも言うなよ と。
そういうことだったのかあ!
(でも ここだけの話ならいっしょ!)


まったりしすぎだ

小屋に戻ってきて、おやじさんに
「へびおんなでっす!こんにちわぁ!」
「おおぉ!」 
どうやら覚えてくれていたらしい。
といってもあんなに大騒ぎをしたら忘れろって方が無理か。
さすがに今日は本は読んでいなかったようだ。
11:30 下ります
詳しく知りたい、興味がある方はどうぞ
クリックOK(親父さんの言葉とは裏腹に立派な標識が小屋の前にあったよ)
ここらへんがまったり歩きができる。
上から見下ろしたってことは矢印の先は急登ってことです。
でもこんな紅葉のトンネルなら疲れないですよね
で、またまた見下ろしています
右下あたりが駐車場。
このコースには二つの急登があります。
まあ距離は短めではありますが、急がつく登りなことは確かです。
12:45 駐車場
さて、まだ難関が残っているのです。
前回はちゃんと林道歩きをしたのだが、今日は突破してきちゃたのですね。
ところが、かなり荒れていてやっとこさで登ってきた。
この車では無茶な道を。
お腹がつかない様に恐る恐る・・・。
はぁ〜 これが一番疲れた!
山用の車が欲しい!でも当分願望で終わりそう。
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