蝶ヶ岳   2677m 堀金村  単独  20036歩 走行距離177.4キロ   

自宅発4:20〜登山口6:00〜豆うち平7:20〜山頂10:20・下山11:35〜豆うち平13:30〜登山口14:37〜自宅17:00

春からずっと また蝶が岳からの展望が見たくてしかたなかったが今年は雪が多く我慢
蝶が岳ヒュッテの掲示板に三股からの様子が載っていて、うん大丈夫そう・・
後は天気だ・・・9日に入梅になったばかりというのに10日はどうやら晴れらしい 
それじゃあ行くっきゃないでしょ!
今日は歩行時間も長いし、急登もあるので強力な助っ人 かのイチローも使用というタイツをはいていきます
確かにかなりの効果を発揮しますが、これ1枚という訳にいかないので(はた迷惑!?)けっこう暑いのが難点でもある

長野を出る時は曇り空で 本当に晴れるのかと心配するも登山口に着く頃には青空が
しかも昨日の雨のおかげで、空気も澄み渡り山もクッキリ,ハッキリですよ
ヨシヨシ!! 期待でおもわず顔もにんまりです

残雪がとても多く、沢を何回かトラバースしたり、大滝山への分岐の下のほうは、急斜面を直登するのでアイゼン、ピッケルが必要でした。(ピッケルの使い方を習っていてよかったよ!)

今回の山行はいつもの思いつきではなく,リサーチもばっちり、装備も私なりにしっかり、そして、慎重に慎重にと言い聞かせてと・・・・・山岳クラブで勉強したことがとても役に立ちましたよ。
軽装備できた人は こんなに雪が多いとは思っていなかったと言っていましたが・・私の後からもそんな二人の人が登ってきましたが、山頂でも、下山中も見かけなかったので、引き返したんでしょうかね
下山途中では、アイゼンなしの女性が・・・日帰りだって言うけれど、これから山頂まではまだ1時間以上かかりそう。出発が遅れたとぼやいていましたが  お気をつけて


5:45 
三股登山口の駐車場はかなりのスペースがあり、トイレもあります
駐車場から登山口までは林道を20分ぐらい歩きますがね
6:00
クッキリ!ハッキリ!青空だ
2005年6月の時の残雪の様子は左の写真をWクリックしてみてください 
10日後とはいえかなり少ないですよね

力水です 
ここでポカリの粉末を入れたペットボトルにおいしそうな水を入れます
登山道からもときどき蝶が顔を出し期待を高めてくれます
こちらは常念岳方向ですね
7:20
ここまでがきつかったよ
かなりバテバテ
2000mの標識がある斜面のあたりになると結構な雪です
さすがに雪の上は空気がひんやりして、さっきまでの暑さが嘘のよう 快適です
歩きにくいのでアイゼン装着
トレースがないので迷わないよう赤印を探し、辿り着いたら、ぐるっと見渡し次の赤印に・・
印の間隔の離れているところもあるので注意します
先行していた人がかなり離れた方向に向かったので注意してあげました
 迷いかけ?
多いところでは80センチ位ありそうですよ
けっこう急斜面のトラバースです ピッケルで安全を確保しながら慎重に行きます
滑落したらせっかく登ったのにもったいないですから ってか それ以前にやばい事に。。。右の写真は下を見た様子 ビビリーな感じ
すごい急斜面ですよ 登りますよ
ここも滑落したらひとたまりもないので
ピッケルをぐっと刺し一歩、の繰り返しで三点支持状態です 枝に足をとられない様に気をつけながらね
直登は息が切れます
本でシェルパーが、息を吐くときには長〜くすると自然にたくさん酸素を吸うことができるので疲れないらしいということが載っていたが けっこう腹筋を使うんですよね
これは平地で訓練しとかなくちゃ 付け焼刃ではだめでした
大滝山との分岐
最後の踏ん張りどころ
下りでピッケルで滑落防止の練習をしたかったけれど、ギャラリーが気になってね 
皆でやれば様になるんだろうけれど、一人じゃあ勇気が要りますよ!
去年の残雪の様子はまたまた 写真をWクリックしてください  ずいぶんの違いですよ
10:20
やあっときたぞー
これが見たくて4時間半も頑張ったのさ
槍さん今年はきっと行くから 青空を突き刺していてよね

 
いつまで眺めていても飽きませんね
涸沢には雪崩の後がたくさんあります

キレット超えができる日が私に果たして訪れるだろうか
北穂から奥穂への道も険しかったなあ
う〜ん 青空が欲しいよ
でも欲張っちゃあいけませんね
眺められただけでも満足ですね
キンポウゲもちらほらと可憐さを振りまいています

山頂に今着いたお兄さんに残ったおにぎりをあげる(軽くしたいからね)
日帰りとの事でしたよ。これで私のリサーチでは6人の人が日帰りのよう ということは私の後に6人の人が下るわけだ 万が一のことを考えてちょっと安心
11:35
下りも怖いのでそろそろ下ります
 エンレイソウっていままでこんなエンジの花だとばかり思っていたら、白やピンクのもあるんですね。新発見でした
13:30
まめうち平 ここで休憩していると3人のグループが下りて来ました。山頂で優雅にお昼寝とおもっていたら実は登りでとばし過ぎへばっていたらしいということが判明。若いですね
下りもとばしていましたよ

ここから下は花がたくさん咲いているのでつい時間がかかっちゃいます
ニリンソウも登山道の両脇に拡がっていました
  サンカヨウの開花はまだまだ先のよう マイズルソウもまだ蕾 モミジカラマツは少しだけありましたがこれからのよう ツバメオモトが咲いていました
これは何の花でしょうか
これからが楽しみですね
14:37
無事下山できました!

久しぶりに8時間余り歩いて疲れましたよ
 

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