帰望峰 1150m 上田 独鈷山山域

2006年7月2日(日) 山岳クラブ山行  曇り、雨、晴れ? 5215歩 走行距離96キロ
 温泉、コーヒー付1000円

自宅発6:00〜中善寺7:20〜登山開始8:30〜山頂10:45〜登山口13:04〜温泉〜自宅4:00

昨日バケツをひっくり返したという言葉そのままの、すごい夕立があった
そして、天気予報もいまいち、果たして今日の山行は実施されるのだろうかという不安がおおきかったが
昨日の朝の雨の後でも、行ったのだから、これは、現地まで行ってみるしかないな、
というわけで、集合場所の中禅寺駐車場に早々と着いてしまった。
10人の人が集まりましたよ 
青空も出てきて、うん、来て正解だったな
クラブ山行では、いつも得るところが多く、とても楽しみにしているのだが、今回もとても充実した山行だった。

集合時間より、40分以上も早くやって来ちゃいました
独鈷山も、春以来、久しぶりな感じ
8:30
ロープの結び方を復習した後出発です
独鈷山への登山道は右側
帰望峰へは、左側を行きます
8:36
いきなりの急登です
尾根に出ると、快適ですよ
道なき道ですが、前回の御飯岳のような藪漕ぎではないので、とっても楽!
今日の目的の山
帰望峰が見えてきました
山頂定員 8人!

お主なかなかやるな!って感じのスタイルに見えませんか?
向かいにも、これまた険しそうな山が・・
”シンメイホウ”だっけか、名づけ親は、リーダーだそうですがね
途中で断念した、未踏峰の山らしいですよ
私には、登山というよりロッククライミングの山に見えましたが
青空が広がってきました!
岩場をトラバースしますよ
右側は崖で〜す
ここで、ロープワークを実践で学びつつ、慎重に行きます
なんたって右側は崖なんですから!(しつこいが、けっこうな崖)
不帰坂っていうらしいですが、やっぱり眼の前は崖!
奥のほうに今回、初山行のお嬢さん2人
すごい所に
というか
すごい世界に来ちゃったって感じで、岩にぴったり・・・気持ちよ〜くわかりますよ
で、また道なき道の急斜面を這うように登ります
え?
こんな所も行っちゃうわけ?
いよいよ、やってきました
これは 小槍
で、子槍の左側が帰望峰の山頂でもある大槍
かなりの迫力で威圧している感じです
この両脇はやっぱり 崖ですよ
大槍と小槍の間のゴルジュもかなりな斜度です
ここから山頂はロープで安全を確保しながら登ります
一人づつ登りますが、正直言って
ロープがなくちゃあ、登れない感じ
両手でロープをぐいぐい引っ張り、ロープに命を預け、一気に這い上がりました、ほんと!

10:45
わ-い
山頂だぞ!
確かに狭い!
だってあの大槍の上なんですよ
真正面に未踏峰 シンメイホウが
手招きしているように・・・・
は見えないか・・・・
帰望峰 1150m 山岳クラブで付けた標識が
下を見下ろすと
あら緑がきれい! じゃなくて、こわ〜
独鈷山の頂上も後ろに見えますよ
上田の市街地のはるか向こうには、雲の中から、北アルプスもちょっぴり見えました
さあ〜て
山頂直下のこ〜んな岩場で
今日のクライマックスの登攀下降の訓練が
待っていようとは!
まずはリーダーから結び方を習いますよ
そして自分のカラビナに装着
ロープに結んだ所をもって下りますが
なるべく体は、岩から離し、岩に直角に立つ要領だそうです(ちょっと勇気が要りますね
だってすごい高度感ですよ
   で、スリップしたり滑落した時には、手をすぐ離します!
あらふしぎ!ピタッと止まりますよ
(止まらなきゃあ下まで・・・・!)
う〜ん 信頼して頼る、これが、いまいち信用できなく、最初は恐る恐る手を離しましたがね
皆さん慣れてくると、バンザイをしてみたり、手を振ったりのパフォーマンスを見せる余裕も
   お嬢さんは初登山で、すごい訓練に遭遇(?)
これをマスターできたんですもん、どんな山だって大丈夫!
13:04
無事下山
なかなかすごい所に行ったもんだよ
何気なく歩いていたけれど、けっこう やば〜って箇所盛りだくさんでした。でもまた行きたい山でした
今回もとても一人では行けない山で、多くのことを学びました
振り返ると、雨の後また青空が出ていました

楽しませてくれて ありがとう

帰りの運転は、心も、体も心地よかった
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