烏帽子岳から槍ガ岳&黒部五郎岳

2006年8月2日〜8月6日 単独  走行距離(七倉往復)139キロ 経費40050円

前烏帽子岳 2605m・ 烏帽子岳 2628m・ 野口五郎岳2924.3m・ 真砂岳2862m
水晶岳2986m・ ワリモ岳2888m・ 鷲羽岳2924.2m・ 黒部五郎岳2839.6m
三俣蓮華岳2841.2m・ 双六岳2860.3m・ 樅沢岳2755m・ 槍ガ岳3180m


8月2日 
 自宅発(4:45)〜七倉(6:15)〜高瀬ダム(6:48)〜烏帽子小屋(10:52)〜烏帽子岳(11:53)〜烏帽子小屋(13:38)
〜野口五郎小屋(16:02)行動時間(休憩含)9時間10分


8月3日 
野口五郎小屋発(6:00)〜野口五郎岳(6:27)〜水晶岳(10:32)〜ワリモ岳(12:32)〜鷲羽岳(13:10)〜三俣山荘(14:17)
行動時間8時間17分


8月4日 
三俣山荘(4:30)〜黒部五郎小屋(6:40)〜黒部五郎岳(8:45)〜三俣蓮華岳(12:43)〜双六岳(13:46)〜双六小屋(15:30)
行動時間11時間


8月5日 

双六小屋(6:00)〜槍ガ岳山荘(9:19)〜山荘発(9:30)〜槍ガ岳(9:55)行動時間5時間20分


8月6日 
槍ガ岳山荘(6:00)〜横尾(9:30)〜河童橋(12:18)〜バス(13:20)〜松本発電車(14:20)〜信濃大町〜タクシー
〜七倉(17:30)〜自宅着(19:25)行動時間6時間18分


やああ やっちゃったよ、裏銀座縦走!
やっぱり槍は遠かった!
苦しかった!重かった!  素晴らしかった! 楽しかった! でももう登りはやだよ!

こんなに毎日ピーカンでいいの?っていうくらいの晴れ、晴れでしたよ!
恐れていた雷も夕立もなく、本当に恵まれた山行でしたよ。
私の山行の運を全部使い果たしたんじゃあないか!?後が恐ろしいねえ。
体力と気力このどちらが欠けても縦走は出来ないことを体験した山行でもありました。

本当に気力だけでは出来ません。

だってピークだらけで、下るってことはまた登り返さなくちゃあなんないんだもんね。
縦走ってこの連続だからさ。
今迄地元の強み?で日帰りで北アルプスに登れたから1泊2日ぐらいの山行が
ほとんどだったンですよ。

だから12キロのザックを担ぐってことにも慣れていないので、これもまた大変だったよ。
肩が疲労骨折するんじゃあないかってマジで思ったよ。

食料も軽量化を最優先して、アルファ米、フリーズドライのスープ系、ラーメン、
お餅(これはラーメンだけでは足りないだろう時に一つ入れる)、
昼食はカロリーメイトとサプリメント系といたって質素。

それでもこの沢からザックを投げ落としたい!と 何度思ったか・・・・・。

とにかく、重いものから食べるべし!これが縦走の第一条件だったなんてね。
でもザックは何故かいっこうに軽くならないんですよね これって不思議。
朝担いだときは、あっ軽い!と思っても、疲れが溜ってくると、肩にずっしりなんだもんね。
60リットルものザックを担いでいる人を尊敬しちゃうよ。

で、今回もって行って良かった物は、
食料系は、チーカマとサラミ(どっちもつまみじゃん)食事が貧しいから
これで蛋白補給かナ。
後は乾し梅(無印良品製)乾燥しているので、手袋していてもべとつかないからね。
これはけっこうバテた時に受けた。(3種類もっていったけど乾燥もんが手軽だったよ。
甘み系はもともと好まないけれど(酒飲み体質?)山にはもって行ったりする。
でもあまりに暑くて、全く出番なし。
スープ系やご飯に入れるドライフーズは、あっさり系が良かった。
キムチ味は、元気が出るかと思ったが、全く受け付けず、
双六小屋まで密封しての余計なお荷物に成り下がった。
アミノバイタルとカロリーメイト2本で、昼食は充分だったよ。(カロリーメイトはつぶれない様にね)
朝も早出だから起きたてであまり食べられなかったなあ。
お餅は良かったよ。スープに入れたり、ラーメンに入れたりと重宝しました。
ちょっと重かったけど、4個ね。

後洗濯バサミがいろいろ使えました(小さいクリップのほうが良かったか)
本音はザックに竿立てて洗濯バサミで乾しながら歩きたかったよ
キャップにクリップで手拭を留めて日焼け防止している人がいて おっいいなと思ったよ。

後水だけど、ザックのサイドポケットに入れたんだけれど、結局ちょっと太めなためか、
出すことは出来てもうまく入らないので、結局そのたびにザックを下ろすのはすごいロスだった。
歩きながらチュウチュウするのは非常に効率的だけど、
大の大人がやっているのは非常にカッチョ悪かった。
(特にでッかめのおじさんがやっている時は悲惨!)


毎日毎日 見えるものは 山、山だけ だったけれど(これもすごいことだ)、
いろんな人たちとも出逢えた旅でもありましたよ。
烏帽子から双六岳までずっと後先になりながらも お互いが励みになった 
さわやか系青年二人組の存在は大きかったですよ。
黒部五郎岳ではお互いに、双六小屋まで行くのがいやになっちゃってさ、
この小屋に泊まっちゃおうかなんて。
でも双六まで頑張って来てお互いの顔を見つけたときには、もう 同士って感じの感激だったよ。
山を楽しみ、人との出会いを楽しむ事が出来た素敵な山行だったなあと感謝していますよ。
でも山でのマナーも色々な人がいてムカつくこともいっぱいあったけれどね、
まあ、山にも人にもやさしくってことでしょうね

とプロローグが長くなりすぎてごめんなさいね。


レポもとっても長くなってしまいましたよ、とっても疲れると思いますので
チョボチョボ見てくれたらありがたいで〜す

8月2日コース

月3日コース

8月4日コース

8月5日コース


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