蓮華岳 2799m  北アルプス

2006年8月27日(日)   単独  31428歩 走行距離 134k

自宅発4:00〜扇沢駐車場5:20〜針ノ木岳登山口5:50〜大沢小屋6:20〜針ノ木小屋8:20/8:30〜
蓮華岳山頂9:30/10:00〜針ノ木小屋下山11:08〜大沢小屋12:42〜登山口13:11〜駐車場13:32〜自宅着15:20
歩行時間8時間12分(休憩含む)

まったり、ゆったりとした山行を2回ほど続けたら、
ちょっとハードな山(あ、これはあくまで私にとってですよ)に行きたくなった。

気がついたら、癒し系の山行だった風吹岳は、後立山連峰なわけで、となると、
欲が出て、じゃあ、針ノ木岳からも、もうちょっぴり伸ばそうよ。
そうすれば左右に何センチかは伸びるぞ(はい あくまで地図上ね)
ってのはまあ結果論でして

とりあえず、
絶対涼しいぞ!山行 が目的だった!

過去2回も針ノ木岳に来ていながら、天気が悪く蓮華岳には行ってないんですよね。
だから、針の木はパスして、涼しい気な雪渓歩きをしたら、左の蓮華岳を目指します。

今回の山行は、ゆったり、まったりではなく、少しスピードアップもして、
同じペースで急登を乗り切ることが出来るか、なぞという自分の体力、気力調査、やら、
ペース配分をどうやるか、等の課題も自分に課すという、ちょっと進歩山行でもある。
で、針の木小屋に着いて時計を見て、びっくり、
時計が止まっちゃたんじゃあないかと、携帯もチェックしたら、同じだ。
ってことは、登山口から2時間30分ってことだ。
なんか信じられなくてしばしボーゼンとしてしまった。
やるじゃん!わたし

でもここで天狗になってはいけないよ、と自分を戒める。

リズミカルに歩くと、別に急がなくても一定のペースで歩けて、
しかも息も切れず とてもリラックスした歩きが出来とってもよかった

休憩は単独ゆえ、少なかったと反省。
2,3分の立ち休みを4回くらいしただけだった
水分補給は多めに、と意識し 歩きながらチョビチョビ、750mlを登りで消費。
下りでは300ml程度か。やはり下りが少なめになってしまうので、要注意だ。




翌28日の地方紙に27日白馬岳雪渓で落石があり、ツアー登山者が亡くなられたとの報道にびっくりした。
確か、針の木でも先月、同じように亡くなっている方がいると思うが。
雪渓歩きは、やはり、リスクが大きいと改めて感じた。
ただし、注意深く、常に周りに気を使いながら歩けば、防げる場合も大きいと思う。
今回、雪渓を歩いてみて、私が出会った中にそういう風にしていられる方が少ないように思えたのはとっても残念だ。アイゼンが無いと、足元にばかり気がとられ、周りを見る余裕なんて全然ないし、ましてや落石を発見したとしても、足元が不安定では、防ぎようも無いと思うのだが。
スニーカーなんて、これ以前の問題だけど。
ツアー登山というのも、すごく問題があるけれどね。
亡くなった方の御冥福をお祈りいたします。

5:20
昨日はかなりの人が山に入っているらしく、この手前にある駐車場は満杯、路上駐車も多く、心配だったが、まだかなりの余裕だった。少しでも近くにと横着な人が多いようですね。
皆 鹿島槍狙いだろうか。小屋は混みこみか。
6:20 大沢小屋
小屋のお兄さんが一人ゆったりと朝食中だった。やはりここは泊まる人がほとんどいないのかな。
あのおやじさんはいないようだった。
ここまで来るのに、作業道という短時間コースがあるのだけれど(登山道ではない)、草が生い茂っていたらやばいなと 素直に登山道を歩いてくる。(前におやじさんにこの道のことを聞いたら、大丈夫だよと。)
お兄さんに、様子を聞いたら、建前論が返ってきた まあ、当たり前か。 
雪渓が近くなってくる。
ここまでは、私の前に単独のおじさんが一人いるだけ。とっても静かな登山道だ。
雪渓は気が抜けないので、ストレスがたまる。
落石が怖いので、常に四方にめをやり、足早に通過したい所だ。ここは雪渓の幅も狭いので、気分的に疲れる
6:46
雪渓の取り付き
御夫婦がアイゼン装着中
私も8本爪装着(軽アイゼンて気休めにしかならないことを、白馬で体験済みなので)。
私が先にスタートする。
のど の辺りに来ると、3人の下山者にあうが、アイゼンを付けていないので、おっかなびっくりのへっぴり腰で、そろそろと歩いていた。
おっちゃんたち、ヤバいんでないの?
かなりの急斜面だよ。こけたら下まで止まらないぞ。
ひんやりと気持ちよく歩いてきたが、
どうやらここを左に横切り、雪渓の脇を歩くよう

クレパスもひとつもなく、快適だった。
秋に白馬の雪渓を歩いた時には、クレパスだらけで、紅柄マークの先にもクレパスで超ビビッたけど

すばやく歩いたので雪渓は40分で乗り切った
ふと後ろを振り返ったら、ついさっきまでなかったガスがどんどん登ってきた。
もう?早すぎるんでないの?

カメラの電池もやばめだし、素晴らしいお花畑は、帰りに撮ることにして、さっさと登っていく。
下山者が増えてきて、行き違いにかなり手間取る。キャラバンシューズを履いた高校生の団体さんたちには、ちょっとびっくりしたけど。
なつかしく?(履いたことはないけどね)足元をつい見ていてしまった。
8:20 針ノ木小屋
前に息子と縦走したときは大雨で、ここで靴下を雑巾のように絞ったっけ。
小屋は新しくなっており、どうやら入り口のある奥のほうはそのままのよう。
何とか展望はあるものの、上の方は厚い雲。
針ノ木岳も山頂はガスの中
あっと失礼、おじさんがトイレに入るところだったよ。
トイレの黒いのは、あかり用の穴だよ
トイレの上がテント場。
10分ほど休んだあと、蓮華岳を目指しますよ。
こちらもガスが忙しい。
下ってきた人に情報を聞くが、やっぱりね。
振り返ると、
剣も頭を出してくれる気はなさそうだ
雲の合間に新越山荘が見えた
2回泊まったけれど、とっても気持ちのいい小屋だった。
管理人のお兄さんが好青年。
部屋もとても気持ちがよかったよ。
各部屋のドアに花の写真を飾ったりときめ細やかな配慮をする優しいお方。(でも、誰も気付いてくれないと、ちょっと残念そうだった)山は素晴らしいが、色々なお客さんがいて大変そう。
唯一の悩みは、他の山になかなか行けないことらしい。
このときは登山者も少なかったので、(談話室で一人食事する私と)楽しいひと時をありがとうね
楽しいお話色々ありがとうね。また行くからね。
山頂かと思ってやってきたら、あらまあ
山はだまされることが多いのだ。
でも、
大展望付き、快適稜線歩きだよ♪
鹿島、爺、針の木、剣、立山、、薬師、裏銀座、表銀座、、槍とすごいぞ、北アルプス総なめだ
晴れていればね
蓮華岳はコマクサが有名ですよね
まだ間に合ったよ
きれいな優しい感じの山ですね
時間的なせいか、とても静か。
ラッキー♪
9:30
若一王子神社奥社だそうです
もう少し行った所に、標識が。
電気シェーバーで髭を剃っている人が。
山頂での楽しみ方は人それぞれかあ。
いつの間にかいなくなっていたので、独占だ。
マップを取り出し、せんべいをかじりながら 山座同定を試みるも、微妙に雲に隠れてしまって出来ず。でも何とか、鷲羽岳までは確認できた。こうして、自分の歩いた山を確認するのもまた楽しいもんだ。
山頂からの稜線はずっとやさしく続いていたがこちらは登山道はありませんよ。
北葛岳、七倉岳へと続く稜線に、一人の登山者の影が。
痩せ尾根っぽくて、けっこうハードそう
薬師岳も厚い雲で全貌は見せてくれません
歩いてきた稜線を振り返る
奥は針ノ木岳とスバリ岳
烏帽子岳はガスの中、そのはるか向こうに読売新道の赤牛岳が
水晶岳がちょっと見える。鷲羽岳がかすかに
一瞬だけ姿を現した

小屋のほうから一瞬だけ槍が見えたという情報もあり
針ノ木岳、スバリ岳のガスが取れ、眼の前に大迫力で迫ってくる
山頂の登山者も見えるよ
ガスの動きが早く、剣がスバリ岳からの稜線の向こうに、顔を出したり隠れたりと忙しい
爺ガ岳、鹿島槍は大きな雲の中から全く姿を現さず。
大町方面は雲海の下だ
11:08 下山

えっと、新しくなった小屋には、小屋の中からも、外からもトイレに入ることが出来ます。
簡易水洗のとてもきれいなトイレです。
ただし、外来者は協力金100円の箱が中にあります。協力したくない方は、完全個室の外トイレを御利用ください。小窓付きの趣を楽しめます。まあ私なら100円払うよ!

それより、エビスビールあります が気になるぞ
けっこうカメラの電池が持ったので、下りは花を楽しみながら。

かわいい小さな花ですが、名前は?
ミヤマダイモンジソウの群生があり、とてもきれいでした。群生は珍しいと。
モミジカラマツはいたるところに、群生していました。
ウサギギクの群生を登る時にチェックしたんだけれど、見過ごしてしまった。
はてさて、これは?
白いトリカブト?ではなさそうだが
雪渓の脇では まだ可愛らしさを振りまいていました。(連想をぐいと押し止めるのに苦労した)
アオノツガザクラは、上のお花といっしょにさいていましたよ
ミヤマキンポウゲもかわいいよ

ガスの中の雪渓の下りは特に気が抜けない
8本爪のアイゼンは、小気味良く雪渓に食い込み、安定した歩きで、早く通過することが出来た。アイゼンなしで下っている人が多くびっくりする
下りは20分で無事通過
雪渓が終わったところでは、アキノキリンソウに混じってニッコウキスゲも
湧水です。
お持ち帰り用に入れます。
うまいぞ
山頂で逢った豊科から来たというお兄ちゃんと、楽しい山のお話でしばし休憩。
私と同時期に八峰キレット越え。
キレット小屋に泊まったとわかり、キレット小屋の情報をまたゲット。
でも、また行くことがあるかは、全く未知数だ。
13:11 登山口着
途中首を傾げたくなるような人たちに何人も逢いました。雪渓歩きをどういう風に認識しているのか、軽装備。
そして足元は、スニーカー。
すごかったのは、40人くらいの中高年ツアー。
沢の大きな石を横切るのに大渋滞。周りの登山客は諦めて、呆れて、そばで待っていた。
完全にハイキングスタイル。
足元は、スニーカーも真っ青になるタウン靴。
ガイドのお方は大渋滞などどこ吹く風で携帯での会話に夢中。まさか、雪渓を!?ってことはないよな。
でもここはハイキングコースでもないぞ。それとも
「大沢小屋で、ケーキとコーヒーのおいしいひと時を」ツアー
かいな。
やれやれだ。

でも、いっしょに登って来たおじさんとか(おじさんもすごい健脚)小屋で会話を楽しんだ会津の方とか、豊科のお兄ちゃんとの触れ合いは素敵だったよ
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