燕岳 2762.9m 北アルプス

2006年9月9日  単独  20387歩  走行距離 181k

自宅発4:35〜中房温泉駐車場7:00〜登山口7:15〜合戦小屋9:07〜燕山荘10:00 登り2時間45分(休憩含む)
下山11:55〜登山口13:50〜駐車場13:56〜自宅着16:25 下り1時間55分(休憩含む)

1年ぶり、4回目の燕岳山行になる。
今回は、燕岳には悪いけれど、山頂はどうでもよく、稜線からの景色が目的だった。
8月に裏銀座縦走をしたときに、いつも表側からしか表銀座を眺めていなかったのに、裏から表銀座を眺めたわけですよね。
当然景色は全く違ったわけです、見事に。
表から私の歩いたルート裏銀座をなぞってみたくなり、
どお〜んと真正面に見えるのはここしかないだろうといってみましたよ。
最初にここに立ったときは、山座同定が出来なく、
ただ裏銀座のお山なんだなあってしかわからなかったけれど、
さすがに歩くと、位置関係も山の形もスルリとあたまにはいっちゃいますよね。
ちょっと雲が多かったけれど、なぞりまくりで2時間もまったりしてしまったよ。
う〜んきりがないと後ろ髪引かれる思いで下ってきました。

7:00 さすがに週末 もう満杯です。
北穂高の交差点からずっと私の前を行く名古屋ナンバーのパジェロにやられた。とっても若いお父さんはどうやら山道初心者のようで、30kでカーブも大回り。あのさ、そんなに大回りするから、おそるおそるになっちゃうんだよ。もうちょっと小回りすればさ、カーブごとにブレーキ踏まなくても済むのにさ。そりゃあなれていないのはわかりますよ。恐いのもわかりますよ。でもさ、せめて40kぐらい出してよね、パジェロなんだろ!最初からイライラ。(カルシウムが足りないのかな)制限速度守りっきりのお父さんでした。対向車にあわて、バックが全くできなく、私が運転代わりたかったよ。違う意味で疲れた。
7:15 登山口
初めて来た時につい温泉に目が行ってしまい、こんな大きな標識を見落とし、えらい目にあったことがあります。
9:04
合戦小屋まで3分
最初に登った時には、30分にも思えたけど
9:07
しっかり3分で着いた!
ここで初めて休憩。
水500ml 100円購入。
今日は呼吸法を意識して歩く。
水泳のように、吐くことに、意識を置き、フーと長く吐き出す。そうすると、自然に、吸うことができる。このリズムで登ると、急登のところでも、息が切れずに、同じペースで歩けるよ。ゼイゼイハアハアナシでね。
山小屋直下にはまだお花畑が
でも寂しくなりましたね。
ところどころ紅葉している木もありました。
今日はとっても暑かったけれど、秋はしっかり始まっていたんですね
10:00
ずっとガスの中の歩きだったので、心配だったけれど
いい感じですよ!
花崗岩の白と緑がとってもきれいですよね。
でも今日は眺めるだけですよ。
私の目的はこっちなんだもん
双六岳と三俣蓮華岳はとうとう全貌をあらわしてはくれませんでした
左が水晶岳で右側は野口五郎岳
左側が鷲羽岳
小屋の前の特等席に座ってもう動けませんね。
この小屋に2泊もしてまったりしている御夫婦と話も弾みます。御主人はウィスキーをチビリチビリ、もちろんあては眼の前の景色だね。単独のお兄さんはこれから表銀座を縦走して槍に。
初々しいカップルは今日が初の北アルプス。
二つのテーブルの人たちが山の輪を広げとっても楽しいひと時ですよ。
燕の向こうに立山も姿を現しましたよ
ちょっとガスが多いけど、素敵に見えましたよ
みんなであれは何ていう山?あそこに見えるのが水晶だ、とか、水晶の魅力はとか、話がつきません

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至福の時です
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いままでもったいぶっていた槍さんがやっと姿を現してくれました。
子槍もしっかりですね。(子槍が見える角度って微妙なんだよね)
皆さん拍手でお迎えだ!
小屋の前にいる人たちがいっせいに集まってきた。(これが最初からすっきりだったらこんな事もないんだろうけど、やっぱり雲の演出力はすごいですね)
11:55
後ろ髪引かれる思いで
きりがないので
下りましょう。
でもさすがに土曜日、続々と登ってきますよ。
日帰り出来るってのもゼイタクかな。
単独で槍に行くお兄さんは
僕なんか、電車&タクシーでやっと登山口に着いて、これだけでけっこうな散財ですよ・・・と恨めしげだった。
長野にお住まいになればあ!
本当は登る時に見せて欲しかった!
登る時なら、これで元気がでるんだよね
13:50
無事今回も下ってくることが出来ました。
今日は燕岳さんには悪かったけれど、こんな山行があってもいいよね。
大満足だったんですから。
今度は人の少ない静かな時にちゃんと燕岳さんまでいきますからね。
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