戸隠奥社&自然園スノーハイク

2007年2月11日  ネット友達と  4461歩  走行距離 65k

自宅発8:00〜奥社入り口駐車場9:00/9:20〜奥社10:15/10:35〜鏡池11:30/12:25〜みどりが池〜奥社入り口駐車場13:30
〜極楽坊(お蕎麦屋さん)〜自宅15:30

先週は八ケ岳の天狗岳で大満喫ながらもハード(体もお財布も?)だったので、今回は近場ですよ。
しかも暖冬で、毎日ポカポカ陽気だったが久しぶりに寒波がやってきたようで、天気予報も雪マーク。
こんな時には山に行かないで、麓の林の中をまったりゆったりスノーシューハイクに限りますよ。
雪のふる中のハイクもまた楽しいのよね。(そりゃあ青空が最高だけどさ)
また違った楽しみ方が出来るんですよ。自然と一体になった気分でね。


朝から大ドジこいちゃった。
朝だけはコーヒーメーカーでおいしいコーヒーを飲むのが日課(他はインスタントだけど)
いつものようにセットしていたつもりが、なんとコーヒーが垂れ流し状態で、コーヒーの池が出来上がっていた。ふきんはしっかりコーヒーで染色されちゃったよ。ほんとトホホですよ。
これは今日一日先が思いやられるってもんですよ。

9:20
市街地は天気予報にもかかわらず雪は降っていませんでしたが標高を上げるうちに、昨夜の新雪が木に花のように付いていてとってもきれいだった。
でも戸隠も暖冬のせいで雪はかなり少なめですね。
こんな天気の日でも三連休ということもあり関東圏からの団体さんが結構来ていました。
ここはスノーシューやクロスカントリーフィールドとしては安全で楽しめるので格好の場所です。
地元の方たちがコース整備してくださっていますからね。(感謝)
さかさ川にも雪が降りしきる
でも風はあまりなく、降る雪を楽しめそう
奥社まで1900m
お散歩コースですね
隋神門はどうやらかやぶき屋根のふきかえ工事途中のようでシートがかかっていた。
早くシートが外されきれいにお色直しした姿がみたいですね。ちょっと今の状態じゃあ杉並木とマッチしないもんね。
二人のおじ様が熱心に撮影中。
あまりに熱心なのでレンズの先を見るとどうやら冬の木と雪のモノトーンの世界を狙っているようだった。ちゃっかり雨宿りならぬ雪宿りをしながらの撮影ですか。
樹齢300年〜400年の杉並木が今日は笠の役目となってくれるだろうと期待。

先行の方々の小ささから杉の木の大きさがお分かりいただけると思います。
太い、太い杉の間から外の景色を眺めると繊細なモノトーンの世界が広がっていて、そのギャップがまた素敵だった。
今年は雪が少ないので、トレースって言うほどおおげさなもんじゃあなく つぼ足でも簡単に歩けちゃいそう。
長靴のおばさんもいたしね。
でもスノーシューだと、ふらふらとあちこち思うままに歩けるから楽しいのよね。
このところの暖かさでガリガリになった雪の上に昨夜からの新雪が20センチくらい積もっていて、ふっかふっかだし。
杉並木を抜け最後の坂に差し掛かる。
唯一の登りかな
ここをひと登りすれば到着ですよ。
さあて神社はどうなっているのかしらん。
団体さんたちはどうやら鏡池のほうに向かったのかとっても静かな世界を楽しみながら奥社までやって来ました
ありゃまあ本当に雪少ないのね。
去年は大雪で初詣も雪崩の危険があるってことで通行禁止になったとの噂を耳にし来ることができなかったけれど(ここは結構雪崩が多く、この神社も立て直されています。なんたって神社は戸隠山の真下にあるから。)今年はそんな心配はいらないようです。

学生さんたちにお疲れさま〜と迎えられる。
                  2004年に来た時は上から覗き込んだけど。
去年は雪が屋根の上と繋がっていたかもね
降りしきる雪で戸隠山は見上げても姿を見ることはできなかった
信大の学生さんたちが
結婚できますように♪
彼女が出来ますように♪
とお願いしている姿がとっても初々しかった。(いいなぁ若いって。。若さで輝いているもん)
カメラをふかふかの雪の中に落としちゃったりのにぎやかな騒動の後、鍋でも?
と思ったらそこは教育学部ですねぇ、コーヒーやココアで一休みですって。
私たちも神社の屋根の下で一休みですよ。
彼らに送られ、一足先に下ります。
気分よく下ってきたが

ここで天からの雪崩の洗礼を受ける
風でふかふか雪が木から落ち、私を直撃だ!
そりゃあ樹齢300年以上のてっぺんから落ちる雪は只者ではありませんよ。(写真でもかすかに塊が見えるよね)
頭に衝撃を感じる!
ちょうどカメラを構えていたその上にも直撃だ!
あたり一面真っ白な世界になる。
思わず下を向くの図をばっちり撮られる!
あのさぁザイルパートナーでしょうがぁ!そりゃあなかんべ。。。
あらぁ 私もしっかり撮っていたわ
失礼でしたぁ
たとえザイルパートナーといえどもお互いシャッターチャンスは逃さないのね。
恐るべしだね、全く。
油断大敵だ。
風がヒュウ〜と吹くたびに突然の雪のシャワーでホワイトアウト状態になる
雪のシャワーは吹雪きのごとく上から、横から、下から襲ってくる。
杉並木が雪から身を守ってくれると思っていたのに大きな誤算だったってわけですね、甘かったよ!
ようやく杉並木の逆襲から脱出し、隋神門から今度は気持ち良さそうな林の中を快適に歩く。
鏡池に出ました。
もちろんこの時季池は雪ノ下。
皆さん池の上を気持ち良さそうに歩いていますね。
しかも向こうには青空も見えますね。
ひょっとすると期待できるかもですね。

でも今年は暖冬だぞ。
疑い深い私は、ちゃあんとジャンプして氷具合を確認しましたよ。OK!ですね。
でもユージンさんに、やめてくださいってしかられちゃいましたよ(笑)
戸隠山の絶景ポイントだが今日はまあ、しかたないか。
冬季閉鎖中のどんぐりハウスのテラスを借りて、ランチタイムです
ユージンさんからドイコーヒーをご馳走になる。
普段はミルクを入れて飲むが、ブラックでもとってもおいしかったですよ。
降りしきる雪を眺めながらの、熱々のおいしいコーヒーって幸せを感じるひと時だ。
さっきの青空に期待して まったり休んでいたが、天気はますます悪くなるみたい。
青空もどこかへ吹っ飛んじゃって
吹雪き状態に!
みどり池コースでもうちょっとお散歩
フラッグがこんなときは強い味方になる(ありがたいですね)
トレースを無視して林の中を気持ちよく歩きます。
でも雪が少ないから、誰かさんは小川を渡ろうとして、見事にズボン!
後を歩いていた私は同じへまはしませんぞ。
一回りして出発点に戻ってきました
駐車場にはたくさんの車が。
ここに駐車している人たちは皆スノーシューまたはクロカン目的の人ばかりです。
人気スポットだって今更ながらに感心です。
お天気だったらもっとにぎやかなんでしょうね。
お天気だったらこんな戸隠山のギザギザが楽しめるんだけれどね。

おにぎりも食べ そんなにお腹は空いていないけれど、戸隠にきたらやっぱりお蕎麦を食べないことには。
きっと帰ってから後悔することは眼に見えている。
ってんで、私の大のお気に入りのお蕎麦屋さんに行って来ました。
その名は 「極楽坊」。(うずら屋さんではないですよ)
まあ戸隠のお蕎麦屋さんはどこもおいしいらしいが、そこのお蕎麦はただおいしいんじゃあなくて
超がつくのよね。
お蕎麦ってシンプルな料理だからごまかしが効かない。
更科系の白っぽい細ぎり。でもコシが強く、ツルツルって入っていっちゃう。
いくらでも食べられそうな感じです。
お蕎麦は市街地でまず食べることはない。お蕎麦が食べたくなったら、ここに飛んで来る。
2月はお蕎麦の一番おいしい時期でもあります♪
表どうりの喧騒からかなり奥に入っているので、白樺や戸隠の山を窓から眺めながらいただけるのも素敵です。(中社から戸隠スキー場に曲がり、またすぐ左に曲がると右側に現れます。)
ところが悲劇はここでも私を待っていた。
山を見るため窓に身を乗り出そうとして、衝撃がぁ・・・・!
ゴキッっと鈍い音がした。
ユージンさん 「 すごい音がしましたよ、大丈夫ですか?」
家に帰ってからも たんこぶはしばらく大きいままでした。
めくるめくような一日って こういう日のことをいってもいいのだろうか?
違うって?

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