燕岳 2762.9m 北アルプス

2007年5月3・4日  ブログ仲間と   走行距離 164k

3日
自宅発6:00〜中房温泉駐車場8:10〜登山口8:30〜合戦小屋12:08/12:40〜燕山荘14:05
 登り5時間35分(休憩含む)
4日
燕岳山頂へ7:50〜燕岳山頂着8:20〜北燕岳8:45〜燕山荘下山10:20〜合戦小屋11:00/13:00〜登山口14:25〜自宅着17:00
下り燕山荘より4時間05分(休憩含む)

ゴールデンウィーク後半はどこに行こうかずいぶん迷いましたよ。
本来なら4日は出勤日なのに、上司が たまにはゆっくり休んでいいよと言ってくれた。(感謝、感謝ですよ)
天気予報もバッチシな感じ。
それなら、ここはやっぱ危険の少ない燕岳1泊でしょ。
積雪期には歩いたことはないけれど、何回も行っている山でもある。
合戦小屋までは樹林帯だし。。。。
稜線歩きの小屋直下と、山頂までがちょっと心配だったが。。。
結局このチョイスが思わぬ方向に発展して素敵なブログ仲間との山行が実現しました。

ブログはその人の社会的実像がわからない分、しがらみもなく結構本音での交流が出来ますよね。
まあ裸の付き合いってヤツですよ。
それだけにブログで交流している間に、性格もなんとなくわかっちゃうところがまたおもしろい。
そんな仲間たちと同じ時間を共有し、同じ景色を共有できたのは私にとって大きな収穫でした。

遠く離れた駐車場から、アスファルトの道を足慣らしと思いながらもうんざり気味で登ってくると、顔は知らないとはいえどこからどう見てもロビンちゃんにまきくまさんだ!
でも私ってそそっかしいからさ、もう一歩近づいて、、、、、
やっぱロビンちゃんに間違いないよ!って思ったときには、お互いハグハグをしていた!
匂いでわかるのかしらんね。
まさに感激のごたいめ〜んですよ。

でもそこは山女、山男たち、歩き始めれば、思いは山に向かっているのである。
力強さが感じられませんこと?ってまあ歩き始めて10歩のうちはね。。。
登山口からいきなりの急登で、第一ベンチで汗を拭う。(おまけに今日は暑いですよ)服を脱ぎまくる方々。
この辺りからちょっぴり登山道に雪が見え始める。
燕岳名物(かどうか知らないが、私の中ではしっかり名物になっている)根っこロードをワシワシと登る。
途中で出会ったまさこさん、しんごさんめぐさん、くまさん(はお初な方)チームと抜きつぬかれつしながら歩きますよ。
まさこさんチームとは火打山で明暗を分けた山行もしていますが。(私は下り、まさこさんたちは登り。この差は天と地ほどもあったのですよ)

夏道とはかなりルートが違いますね。
冬道は合戦小屋の裏側の斜面を登ります。
青空の下多くの登山者で賑わいを見せる合戦小屋で
ようやくスペースを見つけランチタイムです。
もうずうっと前からの山仲間のような気安さでワイワイと食べるのはとっても楽しい。
合戦小屋からの冬道ルートはずっと尾根の上を歩く。
なんか雲が多くなってきたぞ。
果たして裏銀はあのすばらしさを見せてくれるのだろうか、それとも・・・
かなり焦り気味で、駆け出したいのをこらえる。
というより、こらえるっていう状態じゃあない!のよね本当は。
かなり足に来てます。
いつ見てもサマになる燕岳。
でも、遠くから北アを眺めたときには未だに小さなガキガキがいっぱいで どれが燕岳なのかよくわかんないのですよ、困ったもんだ。
半分雪に埋もれた山荘は登山者でごった返していた。
いつも日帰りなのでここに泊まるのは中学の学校登山以来(遥か、遥かな昔のこったい、、、)
まるで迷路のように広い内部。
私のような方向音痴の人のために廊下にラインが引いてある。
赤い線をたどっていけば寝床に辿り着ける、強い味方。
雪に埋もれ、外からの明かりのない部屋には電気もなく、暗闇の中でもそもそと荷物を取り出す。
きくまさん、はっしーさんはテン泊のため皆で設営をしている。
雪山テントの張り方を調査中のユージンさん。
私はといえば、余りの寒さに小屋に逃げ込む。
だってほら、雪も舞ってきたし、年寄りには寒さは一番の敵なのよね。



宴会写真は無しなので、無積雪期の燕岳をどうぞ
そして夕闇が迫れば即宴会の始まりなのは言うまでもない。
外は吹雪いてきちゃってるし、夕焼けなんてもんからは程遠い状況だし、、、まさに冬山。
二つほどある談話室(?)にしかストーブがないので、立錐の余地もない程の激混み。
それでもしっかり車座になって、ロビンちゃんお手製の例の燻製などをいただきながらの楽しい時間を過ごす。

小屋の規模のわりには、自炊室というものがなく、ロビーの4つのテーブルだけしか使えないので、ほかのグループが終わるのを待つしかないのは難点ですね。
しかもガラス窓越に食堂のとってもおいしそうな料理を横目で見ながら、ってのも気に入らないぞ。

そして超びっくりなのは、ウェアーに雪をつけた登山者が6時を過ぎてもやってくることだった。
それも一人や二人ではないのですよ。
この吹雪の中を・・・。私には考えられないことだが、皆余程の熟練登山者?それとも自信過剰な登山者?

当初常念までの縦走を予定していた東京支部も、体調、雪の状態で断念した模様。(別れが長引いたぞ)
4日
風は強いものの、どうやら吹雪は免れたようでホッ。

夜明け前の月が神秘的だった。
こんな朝の迎え方が出来るなんて、本当に幸せ、と何故か神妙になる。
5月のしょっぱなに北アで朝を迎えることが出来るなんて、ちょっと前の私には考えられなかったんだもの。
山荘前は御来光を眺めようとする人たちでいっぱい。
みんなどっちに行ってよいやらウロウロ。
だってどっちを向いても絶景なんだからさ。
燕にも朝日があたって輝きだしてきた。

まきくまさん&はっしーさん宅も吹っ飛ばされることなく朝日にあたっていますよ。
あの吹雪の寒い夜でも、とってもぬくぬくなテント生活だったらしいですよ



モルゲンロードに染まる槍ガ岳

うっとり

でもすごい強風。
体を持っていかれそうだ。
そんな中、早発グループは大天井に向かって行った。(けっこうな数です)
まさこさんたちはゆっくり7時頃に出発していました。(まさこさんのHPを確認すると実際は8時だったらしいですよ)
裏銀座の山々も輝きだした。
どんとした鷲羽岳の隣にはスマートな水晶岳。
この山々を歩いたときのことが昨日のことのように思われる。
読売新道もいつか歩いてみたいもんだ。
孫槍、子槍が全部見える角度って意外と少ない?
今年はあの稜線歩きがしたいなあ。
毎日楽しみにしている槍ガ岳肩の小屋スタッフ便り、そして南岳小屋管理人坂本さんの冬季休業中
の世界は、まさに手が届きそうな近さに感じられた。
大天井岳への登りも楽しそうだ

山の超絶景って罪作りなのよね。
行きたい山ワールドが果てしなく広がってしまう、強欲な私。
夏場より雪のために広いテン場
(雪が斜面を埋め尽くしてくれちゃってるから)
でも実はちょっと怖いところにあるのね。(間違ってもヨッパ〜になってテントを這いずりだしちゃあいけませんよ)
昨日は、時間、天候のために行けなかった山頂を目指します。
縦走中止のロビンちゃんたちも、今日はまったりできるのね。
おかげでずっといっしょに歩けちゃって、悪いけど私にはラッキーでしたよ。
完全防備で、アイゼンだけを持ちとっても身軽ですよ。
リードする師匠とまるでお散歩に出かけるみたいなロビンちゃんですよ。
このあたりはザレていて歩きにくいところだけれど、雪があるほうが歩きやすいですね。


山頂に来ると北燕岳から先の険しい稜線がすぐ眼の前だ。
燕岳までは大賑わいだが、こちらは静かですよ。
ひょぇ〜な山頂直下。
びびる人、ぞくぞくしちゃう人、それぞれの思いで、斜面を見上げる。
激写!

師匠がこけた!

今まで散々師匠の駄洒落にはこけさせていただきやしたが、まさかお返しをいただくとは、、、ネ。



天に向かって突き進む師匠&まきくまさん
無事全員登頂することが出来た♪
そして立山、剣、の絶景が迎えてくれた。
はあぁ〜・・・
な皆ですよ。

名誉のために一言申し上げると、えっと約1名が膨らんでいるのは、強風のためで、実像ではありませんよ、虚像ですよん。
イワイワな高いところが大好きなイエローなモンキーコンビ
ちょっぴりおしとやかなまきくまさんにもイワイワを体験してもらおうと思ったら、大変。アイゼンがパンツに直撃。
テープで補修すればいいらしいですよ
そして皆で雄叫びをあげた?
(写真提供ユージンさんってことで彼はカメラマンとして、雄叫びを我慢したみたいですね、名カメラマンありがとうございました)
降る皆を見守る師匠。
まさにいぶし銀のような魅力に溢れていました。
「ピッケルは体のすぐ側に刺せ!」
と師匠のげきが飛ぶ。

(ふむ、確かに離れていたのね。。。)
雲がずいぶん増えてきた。
一足お先に長野組は下山して、合戦小屋で落ち合うことにする。
かなり霞んでしまった槍もここが見納めだ。
登る時にはチョコンな槍に感動して疲れも吹き飛んじゃうが、下りはまことに名残惜しいですよ。
軽い朝食だったので、もうお腹がぺこぺこよ。
縦走予定だったロビンちゃんたちは、ここで少しでも荷物を軽くすべく、食料出しまくりの超豪華なランチタイム突入ですよ。
大根のサラダ、まきくまさんがかなり手を加え、一味も二味もアップしたマーボー春雨はとっても美味でしたよ。
まだまったりな東京組と山での再会を約束して、一足お先に下ります。
14:25
登る時には大興奮で気がつかなかったが、登山口に新しくお風呂が出来ていたんですね。
降りてきたところが温泉なんて、かなり出来すぎで、やばいですね。
静かな頃には入ってみたいですよ。
今日は混みこみのようなのでパス。

みなさんすてきな山旅をありがとうございました。

ブログ仲間の山行ってことでして、ロビンちゃんまきくまさんはっしーさんユージンさんと皆さん素敵なレポをアップしちゃってますよ(たぶん)
仕事が忙しいを言い訳にかなり遅くなっちゃいましたが、本当のところは、自分で作るより他の方のレポを読んでいる方が楽しかったですよ。
みなさんもぜひごらんあれ。
あわせて まさこさんしんごさんのところにもお出かけくださいな。

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