餓鬼岳 2647.2m ・ 大凪山 2079・唐沢岳 2632.4m 北アルプス


200
7年9月22日・23日      (忙しい天気や) 単

9月22日 
自宅発(5:40)〜白沢登山口駐車場(7:20)〜登山口(7:30)〜魚止ノ滝(8:40)〜最終水場(9:00)〜大凪山(10:47)〜餓鬼岳小屋(13:30)テント設営〜餓鬼岳山頂(14:38)
6時間休憩含む


9月23日     
餓鬼岳山頂(5:30)〜唐沢岳(7:40/8:00)〜餓鬼岳小屋(10:07)テント撤収〜下山(11:00)〜大凪山(12:32)〜最終水場(13:30)〜登山口(14:53)〜自宅着(17:00) 
唐沢岳往復4時間37分・下山3時間53分休憩含む

三連休がやって来た。
が、私の場合はそれとは全く関係なく、久しぶりの2日間の休みをもらった。
さて、久しぶりのソロ、どこ行こうかと迷った
北アのメジャーコースはどこも混んでいるだろうな、北アで人の少ない山を狙ってみた。
やっぱりあそこしかないか、、、
でもテント担いであの道を行くことができるだろうか
という不安と供にテン泊デビューがスタートしたのであった!

9月22日


大町までやってくると、青空をバックに目指す餓鬼岳がよく見えた♪
クラブで去年連れて行ってもらったときの記憶を辿りながら、なんとか登山口にやって来ると、けっこうな数の車です。
といっても15台くらい。
三連休初日にこの数だからやはり少ない方でしょう。(ここからちょっと行った登山口際にも3台程駐車可よ)
簡易トイレがあるが、、、、勇気が要りそうですよ。
7:30
さぁて、行きますか
6時間30分か、先は長いぞ
森の中に入ると、トチの実がそこらじゅうに落ちている。
今年は森の実も豊作なんだろうか
トチの実なんて子供の頃見ただけだなぁ
中をくりぬいて笛のように鳴らして遊んだ記憶があるが。。。。
沢をさかのぼって行くので、
ズルッといけば、遥か下の渓流にドボンだからして慎重に行く
定員5名の札があったが、腐っているところもあったから、5人も乗っちゃったら恐いよな
すばやく通過
こんな感じのはしごが随所にある
ミヤマダイモンジソウ
今年は本当に方々の山で君たちを堪能できたな、サンキュー
好きな花の一つなのよね
この木道、去年はなかったような気がするが単なる記憶違いだろうか、、、、
戸隠山にも咲いていた
(名前は?・・・未調査です)

紅葉の時には素晴らしい景観で迎えてくれた魚止ノ滝
いったんはしごを降りて、川を横切り反対の沢に取り付く。。。
飛沫で濡れたはしごだけど、凛場感を楽しめます。
結構長かったな
9:00 最終水場
ここまで人の気配を感じながらも、誰にも会わなかったが、ここで初めて休んでいるお兄さんに遭遇
2Lの水を入れたザックが重みを増す(15Kね)
テントを担いだ3人のグループもやって来た
狭い登山道の中で、ここはちょっと広くなっていて休むにはもってこいの場所です
ここから登山道は沢を離れ、急登の始まり
板状節理の岩を見上げながら、ザレた道を登る。
滴る汗が眼に沁みる
デイパックの身軽なおじさんがワシワシとやって来た。
餓鬼から蝶ガ岳まで縦走するという。
下山口の三股に折りたたみ自転車を置き、大糸線利用で戻ろうってことらしい。。
そんな手もあるのねと感心している間に、瞬く間に去って行った。
ふ〜む、山はやっぱり身軽に限るな
と、当たり前のことを実感しながらも、汗を滴り落としながら登り上げる
山頂とはいえ、林に囲まれ展望はなし
ここまで3時間17分
最終水場からここまでが第一の踏ん張りどころか
水0.5L消費
休憩しようと思っていたが、3人休んでいたのでスルーよ
しばらくは平らなお気楽尾根道
といっても、木の根が入り込んでいて歩きにくいけど、、、
10分の休憩タイム
コメツガの向こうに山頂がガスで覆われた餓鬼岳がようやく現われた。
いったんググッと下って最後の踏ん張りどころの百曲がりが待っているのね。。。。
この辺りまでやって来ると、登山者の数も増えてきた。
単に私のスタートが遅かっただけか、、、
百曲がりのなかなかの急登も、岳樺がわずかに色づき始め、楽しみながらワシワシとこなす。
去年はへばったが、今年の私は違うのよね

13:30
6時間かけようやく辿り着いたが、ガスが漂い始めていた。
早速小屋からちょっと下ったテン場へ向かうと先客者がいた
単独のお嬢さんでした。
窪地になっているので風は防げそうよ
7張り程度は可能かな
一番手前のハイマツ際の端っこを選んで
さて、我が家を設営しますか。。
渋いグリーンがいい感じですなぁと、一人満足感に浸る。。。
隣には餓鬼は10年ぶりという高年の御夫婦が3人用のテントを設営し始めた。
結局5張りのお家が並びました。
5分ほどの山頂
ガスであの絶景は無しですね
山頂から明日向かう唐沢岳の様子を探る
なかなか楽しそうな登山道が待っていそうな予感です
小屋で買ったちょっとぬるめのサッポロ生を
プシュット開ける
うまい!
ガスはあるものの風もなくビール日和よ♪
テン場に戻り、燕岳への縦走路偵察。
こちらも楽しそうな登山道が続いているな
まあ一旦ググッと下って登り上げるのがきつそうではあるが、、、来年のお楽しみね
テン場の先から餓鬼岳を見上げる
小屋は中央の林の辺りです。
写真では遠くに感じるけど、すぐそこよ。

9月23日に続く

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