白馬栂池自然園 1850m 天狗原 2150m


2008年3月17日  単独 (山スキー)


栂池自然園ロープウェイ終点(10:00)〜天狗原(11:10/12:20)〜自然園(12:30)〜栂池駐車場(13:15)


何度かスノーシュで来ているので様子もわかるしと、
単独でも行けそうなエリアを選んで栂池にやって来た。
しかし、白馬村方面は雲の中、白馬村にやってきても山は雲の中。。。
ありゃまあ、今日はダメかしらんと思いつつ、ゴンドラ乗り場に向う。
登山届け(といっても白馬乗鞍まで行くつもりはないけれどね)をチケット売り場に提出。
どうやら、ロープウェイが開通したばっかりらしく、720円で1時間稼げちゃうようだ。
ラッキー!
片道1720円を払う(スノーシュだと往復だったけれど,ちょっぴりお財布にも優しいぞ)

ロープウエイに乗っている間に
乗鞍方面からどんどんガスが取れ、艶やかな山々が姿を現した。
ロープウェイを降りたそこはもう
別天地の栂池高原
雄大な世界が広がっている
空も青い、山は輝くばかりの白さだ
風もなく、暖かだ
さて、シールを付けて行きますか!
滑るには気持ちの良さそうな斜面だけれど
登るとなるとけっこうな斜面です。
ボードを担いだお兄さんもへばり気味のようだ。
そんなときは、横を見る
長い八方尾根の向こうには
五竜、鹿島、奥の奥の方には槍が霞みながらも見える。
厳寒期を過ぎた山は
しっとりとした姿で春を迎えようとしているようだ。

傾斜が増すごとに、登っているんだか
景色に見惚れているんだかわかんなくなっちゃう。。。。
それでも、1時間ちょっとで天狗原に到着。
この急斜面を滑る勇気は無いので
今日は蟻んこの仲間入りはしないのさ。
まだ11時、時間はたっぷりある
(なんたって下りはあっという間だからね)
風もなく、この広い天狗原をお散歩するにはもってこいだ
雲海広がる日本海に浮かぶように
雨飾山がちょこんと顔を出している
雨飾山、焼山、一段と白いのが火打山、そして長野から見ると奇怪な姿の妙高もこうして見ると、外輪山に守られ堂々とした姿に見える
岩、岩の間からは杓子岳
広い雪原をぶらぶら歩いてみる
気品があるなぁ
今年はこの雪渓を歩く事があるのかなあ。。。
しばらく歩いていないなぁ。。。
広い広い天狗原で充分楽しませてもらった
12時20分
さて、下りますか
広い斜面は、もうどこを滑ったっていいんである。
こんな気温の高い日は、もう雪がザラメ状態で、本格的山スキーヤーだったら、クサルところだろうが、
まあ初心者スキーヤーにとっては、
スピードが抑制されちゃって、ちょうどいいんである。
でも、足が重いぞ!
あっという間にゲレンデに戻ってきた
13:15
駐車場からは
楽しませてもらった山がとっても遠くに見えた
すっかり春霞になっていた。
おいしいとこ取りの一日だったな
感謝、感謝。
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