高デッキ山  1716.7 m  長野市 (飯綱山のすぐ近くね)


2008年3月30日 のち  友達と3人で(剣岳山行きのメンバー) (山スキー)

戸隠スキー場リフト最終地点(9:15)〜高デッキ山山頂(10:25)〜途中でランチタイム〜ドロ沢(11:50)〜上り返し〜大橋駐車場(13:00)


「私をスキーに連れて行って!」と映画のタイトル並みのラブコールをしていたら
前夜になって急遽、日曜日開いたと連絡が入った。(ラブコールはやっておくもんなのね♪)

9月の剣岳山行以来久しぶりに逢ったYさんもテレマークで楽しんでいたらしい。
今日は、どこまで天気が持つかわからないので
黒姫をやめ、高デッキ山で遊ぶことになったようだ(リーダーにすっかりおまかせよ)
この山もスキー場のリフトを使って楽に来る事ができるので、それなりに山スキーヤーの間では知られているようですね。(検索したら、かなりの数がヒットした)
来週あたりでリフト運行は終わりらしい。

待ち合わせ時間にはちょっと間があるので、ビューポイントにやって来た。
里はすっかり雪が消え春を待っている。
本院岳(左端の将棋の駒みたいに出っ張っている山よ)から高妻山へのギザギザ稜線がが青空の下で輝いている。
このところの暖かさで、長野から見える戸隠山もすっかり雪が少なくなっているようだったが、前日の雨が山では雪だったようで、白さを取り戻していた。
車1台を大橋に駐車しに行った彼らを待つ間、スキー場からの景色を楽しむ

本院岳がかっこいい♪
この角度から見る高妻もすっきりと優雅だな
リフト2回券を購入して、まだまだ雪たっぷりのトップにやって来た。
飯綱山がまた違う角度でお迎えだ。
早速気持ちよく斜面を下る。
「今日は2回の登りがあるぞ」
ふ〜ん
これは登りの内には入らないのね。。。
この尾根から滑り降りる。
とっても気持ちがいい。。。。
広い草原のようになった奥に
高デッキ山がひょこんと見える。

ここでシールを装着。
風もなく暑いので、アンダー1枚となる。
白樺の林を散策気分で登り
山頂直下の急登を、エイヤッと登り上げる。
山頂はにぎやかです
ここでお昼と言いたいところだけれど、
まだ10時半だ。
展望を楽しみ、軽く休憩して、シールを剥がす。
ほとんどの人たちは、スキー場への斜面を滑るのだろうが
どうやら私たちはドロ沢を目指すようよ。
新雪が吹き溜まりになっていて、雪面が安定していず、吹き溜まりに突っ込み、見事にこける。
先頭がこける。
わかっていても私もこけちゃう。
後から来るYさんもこけてやんの。
学習能力がないのね、まったく。。。。
3人とも同じところでこけてどうすんのよ。。。。
安定した斜面に場所を買え、今度は気持ちよく滑る。
滑り降りたそこはドロ沢の源だった。
もう雪融けが始まっていた。
さあ〜て、ここから2回目の登りが始まるってわけね。
気持ちよく滑った斜面を登り返す。
けっこうきつかったが、林の中の登りは、自然観察(私だってそんなこともするんである)ができて、なかなか良かった。
そして、方向を変え、大橋を目指す。

下のほうに来ると、新雪が禍をして、シールを付けて滑っているようなノロノロ滑りが続く。
唐松の林の中に点在するぶなの木には見事としか言いようのない程の熊棚がたくさんある。
去年はぶなの実が豊作だったようね。
しかし、うまいこと枝を折るのね。
出くわしたくはないが
見てみたいもんだよな(遠くからね)
春先は、こんな落とし穴があるから
気を付けよっと・・・・
今日一番の危険箇所だな。
小川にかかった橋はスキー板2枚分の幅しかない。
こんな時は躊躇しちゃいけないんである。
と、強気になって
一気に通り抜ける!
心の中で ガッツポーズだ!
だって2人とも普通に行っちゃったからさ。
フム
名ガイドだな。。。
林から出たそこは、駐車場の前だった。

蕎麦はやっぱり戸隠に限るよなと堪能して、コーヒーを飲みまったりして
帰る頃には戸隠山も飯綱山も雪(たぶんね)に霞んでいた。
また白さを取り戻すんだろうな。。。。
小雨の中の帰宅だった。
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