火打山 2461.8m(百名山) 新潟県妙高市

2008年7月6日(日)  単独  38304歩 走行距離(笹ヶ峰) 110k


自宅発(5:00)〜笹ヶ峰高原駐車場(6:10)〜高谷池ヒュッテ(8:55/9:10)〜山頂(10:40)(4時間30分休憩含む)

影火打方面〜火打山山頂下山(11:50)〜高谷池ヒュッテ(12:53/13:20)〜笹ヶ峰高原駐車場(15:30) 
(3時間40分休憩含む)

2週続きの週末の雨にやられて、、、、
よ〜し今日は雨にも負けずに行ってみよう!
なのであるが、飯綱の実家にも用事があるのよね。。。。。

黒姫、五地蔵と実家の近場の山は歩いたばかりなので、、、
ハクサンコザクラが咲き始めたという火打山をチョイスしてみる。
前夜残業も無く、早く帰れたので、ちょっぴりの早起きをすれば余裕でしょ。

笹ヶ峰高原までやって来ても、梅雨特有のじめじめ感が体に巻きつき、空気が重い。
今日は汗をかきそうなので、キャンプ場で1Lの水を、確保します。


ブナやタケカンバの森を楽しみながら
2週間ぶりなので、ゆっくりペースで歩き始める。
駐車場にはかなりの車があったが、
土曜日に入山した人が多いのかとっても静かです。
シラビソの森に入ると
ようやく残雪が現われ始めた。

今日は、はなから展望は期待していなかったので、思いもかけぬプレゼントだね。
焼山から金山方面には雲がかかっていたので、雲がとれたら撮ろうと思っていたが、
結局この時が一番良かったようで、その後、焼山も雲の中に隠れてしまった。

黒沢岳のトラバース道は意外にも、
全く残雪がなく、お花ロードになっていましたよ。
以前5月に来た時には、ちょっぴり恐かったところなので、ほっとしましたよ。









オオバミゾホウズキ
スミレはあまりの種類があって名前がいまいちわからないんだけれど、、、、
淡い色が可憐です。
サンカヨウ、キヌガサソウもたくさん咲いていました。
ここはまだ雪が融けたばかりなのね
サンカヨウの赤ちゃんがなんとも微笑ましい感じです。
8:55
高谷地ヒュッテまで2時間45分
ゆっくり歩き、休憩は2回ほど5分位、2週間の間をあけた割にはまずまずのペースで歩く事ができ、ちょっぴりうれしくなりましたよ。
ヒュッテで一休みし、ザックをデポして、サブザックに替え、楽チン山歩きに。
高谷池にはミズバショウが咲いていました。
やはり今年は雪融けが遅かったようですね。
天狗の庭では今日の一番のお目当てのハクサンコザクラが咲き始めていました。
優しい色の世界が広がっています。
ガスが出てきたけれど、いいのよね、今日は。
お花目当ての山歩きだからさ。
ここにワタスゲが風に揺れる姿を楽しむのはもうちょっと先のようですよ。
残雪を踏みしめ登って行くと、たくさんの花たちが迎えてくれました♪









ヨツバシオガマ
登山道の足元にはノウゴウイチゴ
ベニバナイチヤクソウ
黒姫の古池の近くで群生していたけれど、まだ蕾だったのよね。
こんなかわいらしい花が咲くのか。
草むらの中にツンツンと咲いていますよ。
ミヤマオダマキ
おとなの雰囲気が漂っていますよ
登山道脇は
サンカヨウ
キヌガサソウの饗宴
ミネザクラも地味ながらも満開
ガスがどんどん上がってきますよ
10:40 火打山山頂

フフフ・・・
まったくなガスの中じゃ、ただの杭ですよ。

ここは当然スルーして
鞍部まで行ってみよう。。。
登り返しがきつそう、なんて考えちゃあいけないのよね的なハイマツの道をズンズン、ズンズン下ります。

ハクサンチドリ
の群生がお出迎えしてくれましたよ♪
写真にはとてもとても納まりませんよ。
一面だ!
方々の山でお目にかかってはいるものの、こんな大群生は初めてですよ。
同じピンクでもハクサンコザクラと違って
艶やかさがありますね。
見惚れてしまって、足が進みませんよ
今日2度目の雷鳥発見(1回目は5羽のかわいらしい赤ちゃんを引き連れていましたが)
写真を撮る間もなく、草むらに隠れちゃいました。
こんな天気の日は、ぞろぞろお散歩日和なのね。
ところで、この花はなんでしょうかね、
ナズナの一種でしょうが・・・
登山道はもはや、花を掻き分け掻き分け状態ですよ。
ロープなんてけちなもんはありませんよ。
3羽目の雷鳥は私が進むと、登山道をツツツーと進む。
私が止まると、彼女も止まる。
別に追いかけっこしているわけじゃあないのに、、、。
ミヤマキンポウゲの絨毯に見惚れていたら、足元から飛んでいきましたよ。
驚かすつもりは無かったんだけれどね、ごめん!
しかし、山で数々の雷鳥に遭遇してはいるが、飛ぶのを見たのはお初ですよ、よっぽどビックリダッタノネェ。
その姿はおせじにも優雅とは言えなかったけど・・・。
草原にはハクサンコザクラも
ハクサンチドリって普通はあちらの草陰からひっそり、こちらの草陰からひっそりで、
わぁ〜見っけ♪
なんだけれど、なぁ・・・・・
11:50
一時間ほど遊んで展望の無い山頂に戻ってくる。
でも、この先にすてきなお花畑があったわよ、なんて今日は誰にも教えないぞっと。
山頂直下の残雪をスケート状態で滑り降りる。
尻セードも楽しそうだが、ほら、お尻がね・・・
妙高はガスの中からぼんやりと姿を見せるだけ。
タケカンバの新緑が新鮮でした
12:53
ちょっと遅いランチタイムをまったりと。
下山は雪解け水でぐちゃぐちゃな登山道に辟易しながらでした。


黒沢の冷たい水で、顔を洗う。


隣の岩の上ではおじ様が御昼寝中。
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