天狗原山 2197.1m・金山 2245m 

2008年8月10日   単独  27045歩

 自宅発(4:50)〜金山登山口(6:50)〜金山山頂(10:20)3時間30分休憩含む

金山下山(11:35)〜登山口(14:20) 
2時間55分休憩含む

去年登った時
北アのコジャレた登山道とは似ても似つかない泥臭い登りの後
まるで丘のようにたよやかな山頂付近に広がるお花畑
このギャップのおもしろさにいたく感動したのでありました。
そして、なによりも静かなのが心憎いのよね。
(それゆえかリピーターが多いようであります。)

雨飾山、火打山という超一流(まあ、百名山っていう意味でですけれど)の山の間にあって、そのすばらしさは百名山にひけをとらない魅力的な山でもあります。

(まあ、ね、百名山ブームもようやく潮を引いたようなので、私的にはホッとしておりますが・・・)

しかし、この山は涸沢や槍、後立山のようなメジャーな山ではないので、当然ながら若いお嬢さんやお兄さんが来ることはないようでありまして、渋いおじ様やおば様が来る山のようでありますよ。
そう、名前はいたって平凡だけれど、、、、(まったくセンスのない名前だよな)
魅力的な山なのよね。

6:50
近いようでいてけっこう時間がかかるのよね(自宅より2時間)と思いながらやってくると、この時季の日曜日の山にしては静かな駐車場ですね。
それでも最近密かなブームのようでして、以前は本当に淋しいくらいの山だったようですよ。
いきなりの急登です。
ブナの間をジグザグに登りあげます。
でも、このブナの素晴らしさは疲れを感じさせませんよ。
樹林の間から雨飾山が一瞬見えます。
でも、また深い樹林帯に突入よ。
沢を何度も横切り、登山道も滑ります。
ガレ場まで来るとようやく北アの山々が遠望できます。
今日はかなり霞んでいます。
8月というのに空気が淀んでいますよ。
そして、シラビソやダケカンバに森が変わる頃・・・・
間違っても喜んじゃいけないのよね。
これを見たら、きっと休憩したくなるというもの。
もうひとつ、よっこらしょと乗り越えなくちゃいかんのよね。
そして、
あら、靴が汚れちゃうじゃないのさ
なんてことは間違っても思っちゃいけないのよね。
もちろん、泥沼みたいにグチャグチャしていようが、躊躇なくワシワシと進まないといけないんであります。
一瞬の躊躇が全身泥まみれなんていう悲劇を産みかねないところでありますから。。。
急斜面なのであります。
はしご、ガレ場なんてものもありましたが、ある意味ここが「危」マークですね。
泥んこ道の後のこの世界
これほど一面のアオノツガザクラっていうのは見た事がない。
奥にはミヤマキンポウゲが気持ち良さそう。

 
登山道はかなり細いです

ロープも何もないけれど、、、、、
この山に来る人は、足元の花を踏まないように自然となる人たちばかりのようですね。
あつかましさはこの山には似合わないのよね。

まったくのどか。
ゆったり、まったりピクニック気分
10:20
山頂には3人ほどの人がいた。
「裏金山に行ったことありますか?
登山道どうなっているかわかります?」
と聞いてみた。
というのも登山地図では笹薮だの迷マークがあるのよね。

 焼山と火打山

稜線を見る限りでは、登山道が伸びているのがよく見えるが、今ひとつ様子がわからない。
あそこまで足を伸ばす人はいないようだし・・・・・。
とりあえず山頂から下ってみる。
山頂の下に広がるお花畑を過ぎると、背丈を越す笹を刈り取ってくれてある。
しかし、写真では斜度がわからないが、実際は滑り降りるような急斜面です。
しかも、登山道に刈った笹が散乱していて、笹のワナにはまりそう。
登山道の落差がまったくわからない。ズンズン下ってみるも、この状態がずっと続くなら、こりゃ帰りが思いやられるな。。。こりゃまずいな。。
諦め、這いつくばる様にして登り返す。
山頂直下の誰もいない登山道の真ん中で、コーヒーを飲みながらのんびりする。
突然、飛行機が風を切るような音がした。
3羽のイワツバメが沢の底に急降下して、また空高く飛んでいく。

ヒュー!ヒュー!
空気を引き裂くような迫力に感嘆しながら、時を忘れて華麗な舞に見いってしまった。
山頂に戻ると、後から来た登山者も皆がビックリした顔で迎える。。?
どうやら、女の人が一人で焼岳に行ったと話題になっていたらしい。。。
焼岳?
私はただ裏金山への登山道の様子を聞いただけなのにな・・・・・。
ましてや焼岳なんてとんでもない。
まあね。山頂をスルーしちゃったから誤解されたのかもね。
でも、こんなふうにして話は大きくなるんだろうな。
山頂を後にしてからのんびりしすぎて1時間も時がついつい過ぎてしまっていた。
このところの天気の不安定さを考え下山よ。
ひとりかくれんぼをするように咲いている姿か微笑ましい
のんびりと花を楽しみながら、ゆっくり下る。
道脇のクルマユリを楽しんでいると、突然上のハイマツをゴソゴソと掻き分ける音がする。
熊かぁ!!

と思いきや、さっき山頂にいた人がハイマツから出て来た。
ハイマツの中にテープがあり、
三角点があった。
GPSを持っていたのね。
花を踏まないように、ゴメンゴメンと言いながら、つま先で下りた。
ガレ場の脇に咲いていたが
お初におめにかかりました。
花なんでしょうが、何じゃ?
14:20
下山途中に追い抜いた人たちにも、焼山行ったんですか?と何度か聞かれ恐縮しながら下った。

トンネルの先にやっと林道が見えた。やれやれ。
林道からちょっぴり雲がかかった雨飾山がよく見えた。

余談
登山者にはよく知られている無料の露天風呂はこの時季はアブの社交場でありまして、、、、浴らないほうが賢明かと思われますよ。
どうしても浴りたい場合は、湯の中に頭ごと潜らなければ、総攻撃を喰らうでしょう。
私は1分で汗を流し、その間もアブを撃退しつつ、頭を洗い、無傷で逃げて帰ってきましたが。。。。
inserted by FC2 system