七倉岳2509m・船窪岳2459m・不動岳2595m・南沢岳2625.3m・前烏帽子岳2605m

2008年9月14日〜15日      単独  自宅〜登山口往復走行距離 132k


9月14日(日)
  〜 (ここをクリックすると2007年にいっちゃいますよ)


自宅発(6:10)〜七倉山荘駐車場(7:45)〜唐沢のぞき(9:05)〜天狗の庭(11:03/11:40)〜船窪小屋(12:15)
4時間30分休憩含む


9月15日(月) 

船窪小屋発(5:06)〜船窪乗越(5:47)〜船窪岳(6:07)〜第二ピーク(7:10)
休憩(7:15/7::55)〜不動岳(9:30/9:50)〜南沢岳(11:03/11:15)〜烏帽子岳分岐(12:04)〜前烏帽子岳(12:18)〜烏帽子小屋(12:36/13:00) 
7時間30分休憩含む

烏帽子小屋(13:00)〜烏帽子岳登山口(15:03)〜高瀬ダム(15:30) 
2時間30分休憩含む


船窪小屋宿泊代(朝食抜き)7600円+ビール800円+お湯200円+ポカリ500円+タクシー代600円=9700円


前日、何年ぶりかで東京に行ってきたけれど、、、、
都会になんら魅力を感じることも無くなっている自分を、再認識しただけだった。
帰りの新幹線の中で、どこの山に行こうかあれこれ考えている私がいた。

まてよ、世の中は3連休(あっ、私は本来2連休なのよね、土曜日は休みを取ったのでありますからして)だ!これは大変だぞ!
こんな時はメジャーな山は、悲惨だよな。。。
かといって、テント泊の食料は全く無いし。。。。。ラーメンはおろかカップメンも無いのよね。

1泊2日で静かそうな山といったらあそこしかないっしょ!
という短絡的な動機で選んでしまった。
また行きたい山小屋ランキングトップクラスの船窪小屋の魅力に惹かれたのも大きいが。

急登の七倉尾根を登りあげながら、
このペースで歩けるなら、七倉岳往復じゃあつまらないな。。。。
明日少し頑張れば、船窪岳から烏帽子岳を縦走し、ブナ立尾根を下るっていうのも充分可能だ。
コースタイム的には11時間20分のロングコースだが、烏帽子小屋に12:00を目標にすれば、
下山タイム4時間を見ても暗くなる前の4時には高瀬ダム到着だし。。。

あ〜あ、またしても地味な、ど根性コースを選んでしまったのよね。
去年歩いて、よ〜くわかっているはずなのに。。。。。。。。

どの山も2500mクラスの、とりたてて派手な山があるわけではないし。
どっちかと言うと、北アの中では超マイナーコースだと思うけれど、、、、。
なんか、そそられる不思議なもんがあるのかもね。




9月14日(日)  

自宅発(6:10)〜七倉山荘駐車場(7:45)〜唐沢のぞき(9:05)〜天狗の庭(11:03/11:40)〜船窪小屋(12:15)4時間30分休憩含む

2006年、裏銀座を縦走しようと、ここから高瀬ダムに向うタクシーの相乗りを求めて、声をかけた女性が、「ごめんなさい、私は七倉だから・・・・・」
なんか、とてつもなくカッコいいなと思った記憶が蘇ってきた。
あら、まあ、まだほんの2年前のことだったのねぇ。。。。
あれから遥かな時間が過ぎ去って行ったような気がしていたけれど。
まあ、人間の感覚は当てになりませんからね。
登山口はトンネルに入って5mも行かないところにあります。
お初のコースっていうのは、どこの山でも、ドキドキ、ワクワクだ。
急登と言われているが、まあ、歩き始めは、お盆以来の山行ってこともあって、感触を楽しみながらの気持ちの良い歩きですよ。
たっぷり遊びのあるメリハリの利いた登山道でした。
9:05
ここまで1:20 唐沢のぞき
今までの樹林帯歩きからようやっと開放か?
確かにガスの向こうに唐沢岳がなんとか見えるものの、ガスが濃くいまいちですね。
しかしまた樹林帯の中。
ウォーリーを捜せ!
じゃあないけれど、木の根とはしごが一体になっているようなところ多々あり。
こんなはしごが連続で5個だったような。
胸突き八丁の言葉どうりの急登が始まりました。
追い抜いた登山者3人。
下山者5人。
静かな、静かな山歩きです。
しかぁ〜し、下山者の方から、恐ろしい情報ゲット。
今日の船窪小屋は超コミコミ模様。
テンションがグググッと下がりますよ。
まあね、最近はマスコミでもとり上げられているからなぁ。。。

登山道脇のブルーベリーの実が疲れを癒してくれる。
チョイチョイと摘まんで口に入れると、思ったより甘みが強かった。
酸味がまた心地よい。
11:03 天狗の庭
樹林帯からようやく抜け出し、稜線に出る。
あら、まあ、まだ11時なのね。
ここから小屋までは30分足らず。
コーヒーを飲み、ちょっと早めのランチタイム突入。
今迄、ガスに包まれていたのに、
急にガスが動き出した。
真っ白な中から三ツ岳が姿を現した。
雲の合間から一瞬槍が。
しかし瞬く間にまた白の世界に変わってしまった。
そこだけがトンネルのように、また槍が姿を現す。
眼の前に広がる雲の乱舞に酔いしれてしまう。

ピーカンの絶景には無い躍動感を堪能。
自然の織り成す壮大なドラマをコーヒーを飲みながら、独占できるなんて、映画館でも味わえないぞ。
瞬く間にガスが取れ、烏帽子が、あの、凛々しい烏帽子がここからは、なんともひょうきんな。。。
まるで出ベソだわよね。。。。
なんて、楽しんでいる間に40分も時は過ぎ去っていたのね。
腰を上げます。
後はまったりな稜線歩き。
紅葉もしっかり始まっています。
コケモモの鮮やかな赤
紫のおいしい実になるのももうすぐね。
笹の中から突如ワレモコウの大群生が現れた。


後で、小屋のお父さんに聞いたところによれば、繁殖している笹を刈ったら、ごらんのようなワレモコウが群生したとのことでした。
笹の繁殖力はすごい。
登山道脇の笹を刈った所だけ花が咲いているってよくあるもんな。。。
船窪岳方面もすっきりと見えるようになった。
明日はよろしくね!
12:15
船窪小屋が見えてきた。
その向こうは針の木岳、そしてガスの中に剣岳よ。
お疲れ様!の鐘のお出迎えの後のおいしいお茶のおいしかったこと!
そして、なんとスイカまでいただいちゃって♪
これじゃ、ビールは後ね。
電気のないこじんまりとしたこの小屋
囲炉裏のそばでいただくスイカの甘かったこと♪
ふっかふっかの羽毛ふとんです。
今宵の宿はしゃくなげですね。
さて、一休みの後、七倉岳山頂にお散歩
草紅葉の中のまったり稜線歩きです。

      
       
             針の木岳は剣にも負けない男っぷりだ

      
      
          
            たよやかで、どっしりな蓮華岳から北葛岳へ

 

針の木小屋をバックにお兄さんが登山道脇の草を刈っていた。
稜線の岩を巧みに避けて、刈りとるそのプロの技にしばし見惚れる。


明日は数々の難関が待ち構えているぞ。
と、気が引き締まる。
遥かな槍へ、いったい幾つの尾根が並んでいるんだろうか。

今、私が眺めているこの景色を、どんな人々が、どんな思いで眺めたんだろうか。
この山並は、遥か遥か昔から変わっていないんだろうな。。。
やっぱり、自然はでっかいよな。
そこを通過する人間が替わるだけなんだろうな。。。。。
ミヤマダイコンソウもすっかり秋気分だ。
13:57
小屋の前では緩やかな時が流れていた。
若いお嬢さんを迎え、鐘をつき終えたおかあさん。
振り返っているお方はネパールから、去年もいらしたスタッフの方。
ビールを片手にのんびりと、ゆるゆるとした時が流れていく。

あっ、青いテントは、小さな小屋が超混みこみの時のスタッフの寝室みたいですよ。
去年も素敵な演奏をしてくれたまりさんは、ロープ捌きを習っています。
去年11月に黒斑山でばったりでびっくりでしたが。

南極観測隊に参加とかで、今年最後の船窪小屋を楽しんでいました。
夜にはフルートの響きが山々に流れていったことでしょう。
小屋前に干してあったこの武骨な種

なんと、キヌガサソウですって。


そして、こちらはシラネアオイ
お父さんの話では、種の部分はほんの、ほんのちょっぴりで、あとは風にのってヒラヒラ出きるようになっているんですって。
そして、冬の寒気を越さないと発芽しないから、秋に蒔くそうですよ。


暖かい(ちょっぴり暑い?)陽射しを浴びながら、ゆったりと、至福の時を過ごす。

15日へ続く

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