鍋倉山 1288m 黒倉山1242m 飯山市
2009年5月23日 会社の友達と
関田峠登山口(9:55)〜 鍋倉山山頂(11:10) 登り1時間15分
山頂下山((12:15)〜茶屋池(13:15)〜ブナ林の中でランチ(13:50/14:40)〜関田峠登山口(14:57)2時間40分
なぜかこの時季になるとブナの中を歩きたくなる。
山頂に立つための山もあれば、(ハイ先週の燕岳なんかですがね)
本当は山頂はおまけで、山歩きがしたいって時もある。
ブナが素晴らしい山は北信にはいっぱいあります。
手近な処では
でもあの山は階段攻撃が・・・山好きな皇族のためかしらん
ここはシラネアオイの時までとって置きたいよね
まあ、私が過去に行ったところを思い出してみても、すらすらとでてくる。
もっともっと、たくさんの素敵なブナの森があるんでしょうね。
しかし今日の私はソロではなく珍しく相棒がいますよ。
会社の飲兵衛女2(1は誰かって突っ込みは無しよ・・・ハハハ)
実は彼女も山好きなのであります。
しかし子育て真っ最中の彼女とはなかなかスケジュールが合わない。
しかも私のいる部署は会社の休みとは関係なく日曜日以外は変則的な交代休ね。
会社の休みとうまくかち合った休日のチャンスを利用して、彼女を引っ張り出した。
ってことで 今日はまったりゆったりな鍋倉山をチョイスです。
鍋倉山は長野県自然百選1位というほどなのです。
1288mの山全体がブナといっても過言では(む?ちょっと無理ありかぁ・・)ないんで・・・・・。
まあ、雪深いこの地でブナも過酷な環境を乗り越え生きているのです。
幹がそのまま素直に伸びていくんだろうかブナの幹って気品があるなぁ
霧に浮かび上がるブナが神秘的な世界を創りだしている。
登山口からわずかに歩き出したとたん女二人は興奮状態ね。
雪は時として樹の性格まで捻じ曲げてしまう | |
雪のために折れても そこから這い上がっていく したたかさ |
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俺は生きるぞ!! へなちょこ人間にはとうてい真似の出来ないパワーだ。 がんばれ!がんばれ!って応援しているつもりが・・・ パワーを逆にもらっちゃうんだからねぇ。。 いえいえ・・・私わたしなんかにはとうてい無理だろうな・・・。 |
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適度に光の入るブナの森に守られ 初々しいほどの黄緑が眼に飛び込んでくる。 |
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葉っぱはかえでのようなんだけれど・・・ かわいいねぇ |
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ブナの根元ではイワカガミが絨毯のように広がっている | |
障害物競走みたいでして くぐったり、跨いだり |
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ガスが動き陽が当たると まぶしいくらいの黄緑の世界になる。 |
たったいま 長い、冬の世界から解放されたばかり・・・ 木が自分で雪を跳ね除けたのか。 木が自分の力で動いたんだ! それは私の腿ほどもあろう(あっわたしって、主観的には・・・) |
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木が自分の生命力で起き上がるんだ! まさに脅威だ。 |
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たかだか1288mされど いっぱいの感動と癒しをくれる 良い山です |
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お日様を浴びて葉脈が血管のように隅々まで栄養をいきわたらせている様ね。 | |
ここではみんな仲間だ いったい何種類あるんだ? ムラサキヤシオツツジが緑の中で鮮やか |
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登山道はふかふかで気持ちが良い。 |
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白いタムシバが貴婦人のような凛とした気品を漂わせている | |
人間だって謙虚になろうってもんです | |
樹間からは 新潟の平野が・・・どこまでも続いている。 晴れていれば、その先に日本海が見えるんですって。 長野にはない伸びやかで優しい風景だ。 |
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春一番ねぇ 雪が融けたばっかりなんだね |
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ブナの下にはユキツバキも沢山群生 ブナがみんなを守ってくれているのがよくわかる。 |
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茶屋池 新潟と長野を結ぶ関田峠を越え、この池のほとりの茶店で喉を潤す。 そんな時代があったようです。 今の時代には気の遠くなるような距離です。 |
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輝くばかりでまぶしいくらいだ |
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首が痛くなるほど頭をそらせ見上げる。 |
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人間って本当にちっぽけだ |
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げっ! デカ!! 右は私のマグカップにあらず 左がマグカップなのよね。 おかげでラーメン3個もラクラクこなしちゃった。 まあ、良く担いで来てくれたわね。(他に500ml 2本が彼女のザックから出たんでありますよ、、、あぁ、それはね、山頂でおいしくいただいちゃったんでありますですわよ、ほら、今日はのんびりまったりでありますからして、やっぱ飲兵衛なのねぇ)) |
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ささやかで、最上の贅沢ね ラーメンがうまい!のなんのって。。。 |
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このあたりはまだ若いブナだ 残雪のチラホラ残る森で胸いっぱい空気を吸って またね。 |
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このモコモコ全部がブナ やっぱり山全体がブナって言っても過言じゃあないですね。 秋がまたすばらしいです。 |