爺ガ岳 中峰 2669m  北アルプス 

2009年6月20日  後  単独   

自宅発(5:45)〜扇沢登山口発(7:15)〜種池山荘(10:00)〜中峰(11:25) 4時間10分休憩含む
中峰下山(12:00)〜扇沢登山口(15:10) 
3時間10分休憩含む

先週は天気が持ちそうな予報だったが、2日目には早くも崩れてしまい、
予定を変更して赤岳から行者小屋に下って事なきを得たのですが
どうやら20日は30度の晴れだが、翌日は雨模様です。

まあ、久しぶりに爺ガ岳にゆっくり行きますか。。。。

この時季には登った事がないので、雪渓のトラバース箇所がちょっと気になりますが
まあ、小屋もオープンしているし、大丈夫でしょう。

田植えの済んだばかりの水田の緑がきれいです。
田んぼを見るとなぜか心豊かになります。
青空とはいえ爺ガ岳がかなり霞んで見えます。
鹿島は霞み過ぎて見えません。
7:15
扇沢の駐車場はまだ時期的に早いのか、それとも明日の雨予報のためか、車が少なめでした。

それにしても、すごいウロコ雲
やっぱり天気は崩れるのか・・・
遥か先に種池山荘が見えます。

登山道脇はミツバオウレンが花盛り        
   
 

なぜか長い登山道でここにだけ咲いていました。
透き通るようなピンクが上品です


若葉が瑞々しいナナカマドの向こうにスバリ岳、針の木岳 

残雪の斜面のダケカンバの芽吹きが美しい。

しかし今日は気温が高いせいか、虫がまとわりつき煩い。

しかぁし、煩いのは羽虫だけではなかった!
後からやってくる5人パーティの中の男の甲高いおしゃべりだ。。。。
ずっとしゃべりながら歩いていやがる!
関西のおばさんも煩いが、、、(あっ単なる独断と偏見ね、静かな関西のおば様も中には・・・・稀にはいらっしゃるかも・・・?・・・)
まあ、居酒屋あたりでの、過剰な男のおしゃべりはある意味楽しいかもしれないけれどね。。。
アッタマにきたので、休憩ね。
ところが、5分たっても10分たっても,声はすれども、姿見えず。
ある意味その声量に感動すらおぼえるほどだ。
私の前をしゃべりながら通り過ぎていったわ!
いえ、通り過ぎて行きやがったわ!(これ、この時の私の心情)

ようやく静かな、平穏な世界に戻った。

雪があっても、無くても、
ここはいやなところです。
前に落石を見た事がありますから余計ね。
さっさと通過です。
小屋の方が雪をカットしてくれているので、問題なく通過出来ます。
上側を歩きます。
結局3箇所ほど雪渓をトラバース。
アイゼンは要らないけれど、、、、

それにしても、良い空ですね。
10:00 種池山荘
まだまだ残雪が多いですね。
ここははコバイケイソウの群生が見事なんですが、夏にちゃんと咲いてくれるのかしら・・・
早くこの景色が見たくて・・・・小屋の裏手にやって来た。
ここで、大休止。


本当に剣岳は堂々として、風格ありますね
ガスが針の木側から忍び寄る。

鹿島槍もちゃんと両耳を見せてくれている。
ハイマツの中からあっちにもこっちにもヒメイチゲが顔を出し、それはそれはにぎやかだ。
キバナシャクナゲ
南峰はにぎやかそうだったので、トラバースし、中峰に向う。
これを見ると、夏山だなあって感じます。
11:25/12:00
2669.8m
爺ガ岳は南峰、中峰、北峰とありますが、ここ、中峰が一番高いのです。
この後鹿島の両耳を見ることは出来ませんでした。
グループが来ていたが、わずか休憩3分で下ってしまったので、独占です♪
ハハハ、あのおしゃべり男のグループだった。
山に何しにきたん!!!

まあ、山の楽しみ方は人それぞれですから・・・ネ。
真正面に剣岳、一等地ですよ。
でも、ガスがどんどんやって来てしまった。
ガスの動きが楽しい
針の木が、ちょこんと頭を見せてくれた。

岩にへばりつくように咲くミネズオウ 星型の花が愛らしい

コメバツガザクラが岩礫帯に絨毯のように広がっている
小屋まで戻ると、ガスが雪面を舐める様に這い上がっていく。

春山に戻ったような気分を味わう。
下山道は、タラタラとただ下るのみ。
メリハリまったく無しですわ。。。。。
まあ、いつも飽きちゃう道なので、今日は植物観察ロードにしちゃえ。。
まあ、目先を変えると、それなりに楽しめるのよね。
足元の見逃しちゃうような場所にもしっかり花の世界は息づいていました。
これって、また違う感動でして・・・
山歩きの楽しみがが変わっちゃうかもですね。

オオバキスミレ葉っぱの形がスミレと違いますね

シラネアオイが笹の中にひっそり

ゴゼンタチバナの蕾状態?かとも思われるけれどね

イワカガミの新芽があどけなさを誘う

本当に小さな小さな、小さなスミレ・・名前は?

登山道下部の両脇にたくさん群生。まだ花は咲いていなかったが、ノギラン?葉っぱはショウジョウバカマみたいなんですがね
登山道上部ではまだピンクの花を咲かせていたが、イワナシの実ですね。梨を彷彿とさせる ?



15:10
観光バス通る扇沢に戻ってきました。


剣岳や鹿島槍ガ岳、針ノ木岳の荘厳なる山々も素晴らしかった。
でも、小さな小さな世界に視点を向けると、登山道の脇の岩稜に風を避けながら精一杯咲く花や、樹林帯にひっそり咲く花の魅力にも再発見でした。

ますます、足が前に進まなくなっちゃうぞ。
でも、こんな山歩きもなぜか心が豊かになるような感じがして、楽しくなってきたなぁ・・・。
と思う山歩きでした。

inserted by FC2 system