唐松岳 2696.4m 長野県白馬村
2009年6月2日(火) 単独
自宅発(7:00)〜駐車場(8:00)〜八方池山荘(8:35)〜八方池(9:15)〜唐松岳山頂(12:20) 3時間45分 休憩含む
山頂下山(13:10)〜八方池(15:00)〜八方池山荘(15:50) 2時間40分 休憩含む
ユキワリソウ、ハルリンドウが咲き始めたらしい。
そりゃ行くっきゃないでしょう。
ゴンドラリフト往復2600円はちと悔しい出費だけれど、黒菱林道が開通するのはまだまだ先(どうもできるだけゴンドラを使わせたいっていう魂胆ね)
夏バージョンのリフトはこんなに低い位置に衣替えです。 植生保護にいそしんでいる為、ハルリンドウの淡い紫の絨毯が足元すれすれに過ぎ去っていくのを楽しめます。 また、ショウジョウバカマ畑?って箇所もあり、観光の目玉のこのリフトに対する力の入れようが感じられますよ。 それはさておき、 すばらしい青空ですね♪ |
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つい1ヶ月ほど前に猛吹雪に退散したとは思えないほどに季節は廻り、花が咲き出しました。 笹の陰にはハルリンドウやユキワリソウが可憐な姿で咲いています。 |
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下の樺辺り まだミネザクラは蕾 |
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雪融けが早いです 冬道は尾根を歩くのでまだアイゼン無しでもいいかも・・・と思いつつ先に進む。 シラネアオイの群生地はまだ雪ノ下 |
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ショウジョウバカマは雪融け後に咲く定番だけれど、蕾って私的には珍しいのよね。 この太い茎でがっちりガードしているのか・・・ |
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雪上歩きはけっこう疲れる 首をひょいと捻れば白馬鑓ガ岳 あの鑓温泉はあの辺りか、まだまだ深い雪ノ下だなぁ・・・ あの落石沢はあの辺りか・・・ (去年恐い眼にあったばかりなので) 登山道を眼でなぞってみる・・・ |
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この時点でけっこう足にきています 鹿島岳を眺められる許容範囲ギリギリです。 |
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冬山から夏山に変わらんとするこの時季は眺望的にはいまいちだけれど、、、 この角度から見ると やっぱり 鹿島鑓ガ岳は霞んじゃうのはいたしかたない程に五竜が堂々としていてアッパレだ。 |
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唐松岳はまだ先(奥のトンガリです) 今日は6本爪アイゼンですが 危険箇所はほとんどなかったので、ピッケルもザックのお荷物状態のままです。 |
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ここでアイゼンをはずす 積雪期限定の尾根道 ここら辺りからようやっと北アらしい岩場歩きが始まります。 けっこう楽しいのですが 前に比べるとかなり整備され歩きやすくなっちゃています。 |
あれ? なんか山頂までアイゼン無しでもいい感じですよ。 |
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冬道の最後の階段を登ると眼の前に一番先に飛び込んでくる 本当になんなんでしょうねあの山は。 この時季ゆえ霞んでいるのは致し方ない それでもあのガシッとした姿は惚れぼれだ。 |
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雪渓の突端はまだまだちょっとやそっとでは融けんよ的威圧感ありでした | |
アイゼン、ピッケル出番なし模様 |
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平日とあって山頂独占♪ | |
いい感じの雲の下 はるか遠くに雨飾山、火打山がまだ白く霞んで見える | |
眼の前は剣の雄姿 | |
白馬乗鞍までの稜線が興奮を誘う 天狗の大下りも雪がついていないぞ |
要塞を思わせる山荘も正面はガレた場所ゆえ、なんかいつも工事しているようなイメージ。 快晴の今日もショベルカーが忙しく動いていた。重機をヘリで担ぎ上げるのも大変そうだ。。 今の時季テン場は使えないのかも・・・ 2Fにある展望レストランは剣を見ながら冷えたワインやキンキンに冷えたグラスで生ビールを楽しむことも出来るある意味超豪華で贅沢なレストラン。 かなり前で恐縮ですが 不帰ノキレットを越えて、ここで飲んだビールは本当に最高でしたわ。 |
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13:10 下山 冬道はこの尾根上を歩くのでかなりの高度感を感じる事ができます。 風の強い日は堪らないんでしょうが、 これがとっても気持ちがいいのです。 夏道は子供から年配の方までやって来るのに適した登山道に整備されちゃっているから、ある意味つまんないのよね。 |
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丸山のピークにてまた一休みだな 眼前にこの険峻な姿を見られるって、 これがまたこの登山道の魅力だ。 お手軽な上に豪華とくればやっぱり通ってしまうのはやむをえないでしょ。 あれ? 右下のすみの辺・・・じっと眼を凝らして |
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なんかわかります? 岩肌が人間の顔に見えませんか? ソクラテスみたいなかんじの人面岩 ハハハ・・・またここに来る楽しみが増えちゃったぞ。 |
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小さな小さなヒメイチゲ 花は1センチ程 |
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八方池の氷の下ではサンショウウオが泳いでいた。 本当にいるのねえ まぁ、あまり気持ちの良い物ではないので写真は撮りませんでしたが、 |
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階段を風除けにしてユキワリソウが打ち震えていた。 | |
まだまだ小さいながらも精一杯生きている姿がいじらしい ハート型の花弁がかわいいね |
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キジムシロ | ハルリンドウ |
これから長い間楽しませてくれる ミヤマアズマギク |
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岩の隙間には ミヤマタネツケバナ |
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お花を楽しんでいると時を忘れてしまいそうになっちゃう、やばいやばい ボードのこんな活用方法もあるのねぇ・・ 息子のボードも物置で眠っているよりはこんな姿にしたらいいかもだな |