小蓮華山  2769m 北アルプス 

2006年7月26日 晴れ〜曇り 単独 歩数 32237歩 走行距離 202キロ

自宅発5:00〜蓮華温泉7:27〜天狗の庭9:00〜白馬大池10:08〜小蓮華山12:09 4時間40分

下山12:25〜白馬大池13:38〜天狗の庭14:27〜蓮華温泉15:30〜自宅着18:00  3時間5分


白馬岳には何回か登っているが、猿倉からの雪渓コースだけだったので 今回は目先を変えて蓮華温泉をスタート地点にしてみた。
コースタイムからみて登山口に6時には着きたいと思っていたが、3時半には起きられず(しっかり目覚ましは止めてあった!)4時30分起きになってしまい、まあいける所までにしようということに。
やあ〜蓮華温泉は遠かったよ。
運転しながら、苗場山に行った時の秋山郷までの遠かったことをつい思い出してしまった。
距離的に見ると八ヶ岳と似たもんだ。
感覚的に近いというイメージがあるから余計感じたのかも。
148号線から蓮華温泉はかなり狭い箇所もあり、こんな所でバスにあったらいやだなあと思っていた矢先に、しっかり遭遇(こんな早朝にもう下ってくるんかい!)で、まあこっちは軽なので、バックしてなんとかすれ違う やれやれ 
そんなこんなで、蓮華温泉に着いたときには山より温泉だ!
いやいや、そんなひよら〜でどうする! と少し葛藤。

林道からはこんなおいしそうな景色も見えて、おもわずスピードが上がりそう。(だめだめ、まだ8月まではね、とブレーキをかける)
7:27
広い広い駐車場に半ばよれよれで到着です
やった!着いた!

もはや山頂に到達した感じ。
う〜んここはやっぱ左でしょ!
いかん いかん、と自分を諫めるのです。
皆さんも誘惑に負けてはいけませんよ
けっ 温泉なんて年寄りの入るもんさっ!
と心の中で大きく呟き、右に・・・(ごめんなさい、悪気はありません)・
空は青いし、若葉はきれいだし
即刻で 気力快復ですよ

でもいつも歩き始め30分くらいは汗だらだらです(毒素抜き?)
汗が膝に滴り落ちますよ。
顎から落ちた汗がちょうど上げた膝に落ちるんですよ、わかります?
ば〜んとこんな景色を見ながら歩くなんて たまりませんね
登山道はこんな感じで 爺ガ岳林道を彷彿とさせますが(こちらは右側に素晴らしい景色を見ながら歩きます)とっても歩きやすいです。急登もありません
逆に下りが心配になっちゃいますよ。
(飽きそう)
雪倉岳、朝日岳 (だとおもう)
いつも見慣れている北アルプスの険しさとは違いますね。どっしり、ゆったりとした穏やかさですね
9:00
天狗の庭(山にはなぜか天狗が付き物ですね)
ここだけ今までの景色と一変して風当たりの強さが伺えます

でもなぜかここに来たら急にお花がいっぱい?
下ってきたご夫婦に
この花の名前わかります?と聞かれる
う〜ん ヒメシャジン?
自信ないので帰ってから私も調べようと・・・
ちょっと立ち話を

さりげない会話もまた楽しいもんです
お互いに お気をつけてと別れます
上側の雪渓をトラバースしていきますが、問題もなく、汗をかくこともなく歩けます
石の上に濡れた足跡発見 先行者がいるよう
たくさんだといやだし、誰もいないと寂しいという単独者の我がままで〜す

6人程の人影発見  追い越させていただきました
樹林帯を抜けると・・・
おっ 近いなと思ったら
なんか唐突に白馬大池です
10:08
屋根の上で、(アルバイト?の)お兄さんが裸で気持ちよさそうにお昼寝していました が あわててTシャツを着てました。そのままでいいのに!


先もあるので休憩なしで行きますよ
大池の周りはお花がいっぱいです
ハクサンコザクラの群生(群生は初めて)、チングルマの群生、ハクサンイチゲの群生
群生ですよ!!
まずい
目玉焼きに・・・
どうしても 目玉焼きに見えてきた
まずい・・・頭から振り払おうとするが・・・・
やっぱり目玉焼きの大群に・・・

先が思いやられるよ
すごいでしょ♪ 
で写真をよーく見て欲しい
後ろの方もずっとですよ!
こんなのあり?

どうぞ見に来てくださいね


チシマギキョウ
さあこれから稜線散歩が始まりますよ

白馬岳から向こうとこっちでは全く景色も違うし
こっちは本当にお散歩気分で歩けますよ
花と山シリーズをちょっとお楽しみください
稜線の登りも見た目とは違って、きつくないです
緑の所はお花畑と思ってくださいな
ルンルンですよ

でもさすが稜線は寒く風もけっこうあります
こちらと違ってあちらはちょっと険しそうです
杓子岳、不帰ノ剣、唐松岳が見えますが五竜あたりから先は雲の中です
こちらは戸隠山です かなり雲が多め
今日はあの山頂でタイムリミットのよう
白馬岳まで行きたかったけれど、寝坊したんだからしかたないよね
しかも白馬岳のほうから暗い感じの雲が広がってきているしね
雪渓末端の白馬尻小屋もよく見えます
向こうは雨のよう
気温も下がってきました
ハクサンイチゲの群生ですよ
12:09
小蓮華山山頂
ガスで何にも見えません しかも雨です
ゆっくり休めませんね。
あわてておにぎりとコーヒー(ミスマッチ?)
左のは標識じゃあなくて鉄の剣(高妻山にも似たようなのがあったなあ)らしい
12:25
下りますか
白馬大池が小さく見えますね
結局雨はあのガスの中だけでしたよ
13:38
白馬大池のハクサンイチゲの群生
ピンクはハクサンコザクラ
北アルプスらしからぬのんびりした風景です
稜線歩きもお花も満喫したしね
稜線と別れを告げます
ガスがどんどん上がってきます
雪倉岳かな
14:27
天狗の庭
さてここからが長かったよ。
登る時の危惧が大当たり
黙々と下るのみです。
途中で5人くらいの中高年のおじ様たちが休んでいましたが、あまりの汗のかきように
思わず これから登るんですか?と口から出てしまった
失礼しました。
15:30
わ〜い 温泉だ!温泉だ!
ところが、誰も出てきてくれませんよ
しかも4時までしかだめと書いてあるじゃん!
そんなあ〜
駐車場まで行って着替え持ってきたら入っている時間ないじゃん!
泣く泣く諦めました(でも車に乗ってから気がついたけど、4時までに入ればいいんであって、4時に風呂からあがれなんてことじゃあないよね。なんてこった  あ〜またやってしまったか)
しかも下りはガスがどんどん湧いてきて、カーブもなんも見えなくなっちゃいましたよ
またしてもよれよれで帰り着きましたよ!

リンネソウ ずっとこの花が見たかった
というのもミヤマカタバミのことをずっとリンネソウだと勘違いしていたので、本家を確認したかったのです


ミヤマカタバミ まあ同じピンクだけどね
                       このての花は見分けが難しい
上がタカネミミナグサ
下はホソバツメクサ?タカネツメクサ? 
タカネミミナグサが1本だけ混じっていますね
わかるかな?
タカネナデシコ タカネニガナ 目玉焼き? ヒメシャジン
コマクサ イワツメクサ チシマギキョウ ミヤマムラサキ?
ミヤマダイモンジソウ ヨツバシオガマ ヨツバシオガマ タカネヤハズハハコ
シャクナゲの蕾 ミヤマアズマギク ハクサンコザクラ イブキジャコウソウ
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